日本郵便、インターネット通販大手のアマゾンジャパン、郵便受けを生産する住宅設備メーカーのナスタの3社が1日、大きな郵便受けの普及をめざし、協力することを明らかにした。 3社の社長がそろって東京・霞が関の日本郵政本社で記者会見した。日本郵便は、アマゾン商品の配送を受取人のはんこやサインがいらない「ゆうメール」で請け負っている。だが、日本郵便の高橋亨社長によると、ネット通販が広がって郵便物が大型化した結果、従来の郵便受けに入らないケースが増え、再配達の費用が膨らんでいるという。 そこで、ナスタがアマゾンに助言をもらい、アマゾンのゆうメールでの最大サイズでも入る戸建て住宅用の郵便受け「Qual(クオール)」を開発。1日から販売を始めた。定価は4万9500円(税抜き)。マンションなどの集合住宅用の「D-ALL(ディーオール)」も、開発業者向けに11月から売り出すという。 アマゾンはナスタの新しい郵