こんにちは、プロセスデザインエージェントの芝本秀徳です。 「バッファ」です。 プロジェクトの計画を立てるとき、進捗管理をするとき、そのプロジェクトやプロセスの不確実性に応じて、マネジャーはスケジュールに「バッファ」を持たせます。きょうは、この「バッファ」の取り扱い方についてです。 ■ バッファをどう取り扱うか バッファの取り扱い方には、2つのことを考慮しなければなりません。つまり、 「バッファをオープンにするか」 「誰にバッファを管理させるか」 の2つです。 バッファがあるということを、メンバーに知らせるマネジャーと知らせないマネジャーがいます。さらに、バッファがあることを知らせていても、そのバッファをマネジャー自身が管理するか、本人に管理させるかがちがうのです。 ■ バッファは「オープン」「本人管理」が基本 私は原則として、「バッファはオープンにして、本人に管理させる」ことが望ましいと考