手紙で13人に1人が薬をやめられる? - 地域医療日誌のつづき記事です。 ベンゾジアゼピン系(BZD)と呼ばれる薬は、睡眠薬として使用されるほかに不安障害、アルコール離脱症状、うつ病や統合失調症の補助療法などでも用いられる薬です。このBZDは依存性があるせいか、長期使用が問題視されています。 始まってしまうと、なかなかやめにくくなる薬であることは確かです。 今回取り上げる論文の導入部分にも、高齢者のBZD使用について、このように記載されています。 Prevalence of use among elderly patients is consistently high in developed countries and ranges from 7% to 43%. International guidelines recommend short term use, mainly beca