朝日新聞で毎週土曜朝刊に掲載している読書面。 今週掲載予定の書籍を先行チェックできます。 更新は毎週月曜日!
四十日と四十夜のメルヘン [著]青木淳悟[掲載]週刊朝日2009年10月30日号[評者]温水ゆかり■著者と解説者のイタチごっこ? 面白い。“ああ、やってる”という感じで。現代文学では、分かりやすいプロットは忌避される。表題作は4日間の「わたし」の日記(日常)を解体、時系列をバラしてコラージュする。連結イメージは“紙片”。チラシ配りのバイト、自宅アパートに投げ込まれるチラシ、チラシの裏に創作する「メルヘン」。その小説内小説でも大量のチラシが舞う。 本書は解説(保坂和志氏)が前代未聞。氏は新潮新人賞選考時、これは米国の作家、ピンチョンだと大興奮。4人の反対を1人で押し切った。この解説を書くにあたってゲラは嫌いだとし、受賞作を改変した単行本の内容に沿って書き進める。が、なんと文庫版にも改変が。結果意味不明の箇所が残る解説に。しかし、これはこれ。本の形が変わった時、そこでも処女作いじりを続ける著者
timewithbooks.com is for sale Please prove you're not a robot
毎年12月1日と言えば「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」さんの年間スゴ本まとめが有名で、今年も この本がスゴい2009 が大好評。私も去年「私のお気に入りの本2008」をあげたので、今年もお気に入りをあげていきます。 が、2008年は年間150冊も読んでいたのに(ラノベが多かったのもあるけれど)、2009年は現時点で71冊。せめてあと4冊読んで去年の半分は読みたいなぁと思いつつも、とりあえず現時点で私のおすすめを紹介。今年は6冊のお気に入りを。去年同様うまいこと書けないので、タイトルやAmazonレビューを見て気に入ったら手に取ってくれるとうれしいです。ちなみに、読んだ順に挙げているのでさほど順番に意味はありません。 ★読後感の良いミステリ。「容疑者Xの献身」が好きならぜひこれも!
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く