2017年5月2日のブックマーク (6件)

  • 日本会議系教育機関。 - 黙然日記(廃墟)

    こないだ、思わせぶりなことを書いてそれっきりにしていましたが、書きますね。 森友学園が、「設立予定の小学校には、エリート中高一貫校への推薦枠がある」と宣伝していた件です。実はそんな枠はなくて、中学校側では「勝手に名前を使われて迷惑」とコメントを出し、またひとつ森友学園のでたらめぶりが明らかになった、あの件です。 推薦枠がなかったのは事実でしょうが、無縁だったかというとさにあらず。海陽中学校(海陽学園)は、「次世代のエリート育成」を目標に、日会議系の人脈で創設された学校なのです。「学園の特色」( http://www.kaiyo.ac.jp/concept/index.html )をみるといきなり「次世代のリーダー」「全寮制」「道徳心を養う」「日の伝統・文化に立脚し」など、ぷんぷん匂ってきます。 理事の名簿がサイトにないのですが、理事長は葛西敬之氏。言わずと知れた日会議の中心メンバー

    日本会議系教育機関。 - 黙然日記(廃墟)
    wkatu
    wkatu 2017/05/02
    海陽学園、葛西敬之、トヨタ、中部電力
  • 地域交流の意味を履き違えた千葉市の補助金交付取り消し決定 - 日刊イオ

    既報のように、千葉市は4月27日、千葉朝鮮初中級学校の地域交流事業に支出する補助金について、昨年度分の約50万円の交付決定を取り消すと発表した。同校が昨年12月に主催した美術展で日軍「慰安婦」問題に関する2015年12月28日の日韓合意を否定する表現物が掲示されたり、今年2月の芸術発表会で朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者を賞賛する曲が歌われたりしたことが問題視された。 千葉朝鮮初中級学校の教職員や保護者、支援者、地域の在日コリアンからは市のこの決定に対して怒りの声が沸き起こっている。私が普段利用しているSNS上でも同様に千葉市の決定に疑問の声が上がっている。筆者自身も、同校卒業生として、そして昨年まで約30年にわたって千葉市民だった人間として同じ気持ちだ。今回の決定は不当極まりないもので、市が交付取りやめの根拠としている千葉市外国人学校地域交流事業補助金交付要綱(以下、「要綱」と表記)

    地域交流の意味を履き違えた千葉市の補助金交付取り消し決定 - 日刊イオ
    wkatu
    wkatu 2017/05/02
  • アレクシエーヴィチ『セカンドハンドの時代』を読む

    著者アレクシエーヴィチはある時期まで「知る人ぞ知る」といった感じの存在だったが、二〇一五年にノーベル文学賞を受け、二〇一六年には来日もしたので、今では相当広く知られているだろう。書『セカンドハンドの時代』は五冊からなる聞き書きシリーズの最終巻だが、ジャーナリストによる聞き書き集成という性格の書物にノーベル文学賞が与えられるというのはやや異例なことかもしれない。文学作品としての評価は私ごときが口出しすべきことではないが、日頃ものを書いたり語ったりすることに慣れていない無名の人びとから、簡単には語れないような重い内容をもつ言葉を引き出している著者の聞きとり能力には感嘆するほかない。 書の内容を一言でいうなら、ソヴィエト時代およびポスト・ソヴィエト時代を生きてきた人びとからの膨大な聞き書きにより、そうした人たちの感覚や意識を多声的(ポリフォニック)に再現した書物といえるだろう。第一部は一九九

    wkatu
    wkatu 2017/05/02
    「すべてが変わるだろうと信じていたんです…ひそかに考えてたことがすべて公開された。それからどうなった?これらの本は書籍市に並べられて、ほこりをかぶっている。その脇を人びとが足早にとおりすぎていく……」
  • 池田嘉郎『ロシア革命』を読む

    今年が百周年に当たるロシア革命について、歯切れのいい口調で明快に語った書物である。内容的にもユニークかつオリジナルな洞察が随所に含まれており、単なる常識的な啓蒙書の域を超えている。文体が明快で、非専門家読者にも分かりやすく、面白いという特徴と、内容がユニークかつオリジナルだという特徴を兼ね備えているはそう滅多にあるものではない。広い範囲の読者に――ロシア革命についてあまりよく知らない人にとっては手頃な入門書として、そしてある程度以上の予備知識を持つ人にとっては新鮮な角度からの再考を促す刺激的著作として――推奨されるだといってよいだろう。 いま書いた賛辞は決して単なる社交辞令ではないのだが、そういっただけではおさまらない、何かつかみがたい要素が、このにはあるのではないかという気がする。端的にいって、いま挙げた二つの特徴の間には実は抵触する面もあるのではないかという疑問が私の頭にとりつい

    wkatu
    wkatu 2017/05/02
    『「ミリュコーフを「ブルジョア」呼ばわりしたのは、歴史家のような儲からない稼業を選んだ人に、ずいぶんと失礼な話であった」…こういう書き方は一部の読者には感心されるのかもしれないが、私には抵抗感がある』
  • 乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊』へのノート

    近代ロシア文学・思想を専攻する若手の俊秀による野心的な現代ロシア論である。ロシアへの関心が全般的に衰えている現状のなかで、若手による野心的かつ刺激的な著作が出たことは大いに歓迎される。とはいえ、私は書を論評するのに適任ではなく、この小文を書き始めてからも戸惑いと躊躇いが消えない。 書の大まかな概要を、不正確のそしりを恐れず敢えて単純化して言うなら、広義のポストモダン哲学・思想の観点に立って、後期ソ連から現代ロシアに至る様々な著作家――文学者・哲学者・思想家・批評家・記号学者等々――の仕事を紹介し、それを通してロシアの現代を考えようとした著作とでも言えるだろうか。これに対し、私はそもそもポストモダン哲学・思想なるものに「なかなか飲み込めない」という印象を拭えないし、書で取り上げられている多数の論者たちの作品にもあまり通じていない。にもかかわらず書が気になるのは、その対象である後期ソ連

    wkatu
    wkatu 2017/05/02
    『もしこのような観点に立つなら、日本は「先進諸国」と区別される「後発国」であり、その意味で「西側」には含まれない』真実であるかどうかはともかく、この話は頭に入れておいたほうがいいと思う
  • ヨーロッパの熱狂

    2019年4月と2021年10月の2度のクーデターのあと軍事政権を分かち合ってきた国軍と民兵団が、2023年4月15日に決裂して戦闘を始め、スーダンは内戦に突入した。遠因は19世紀のエジプトによる征服以来の首都と地方の格差と、国として統一性を考えない統治にある。エジプト、ロシア、アラブ首 (...) →

    wkatu
    wkatu 2017/05/02
    EUの社会民主主義者は今や自由貿易と緊縮を支持しているので経済自由主義者とほとんど区別できない、という話/マクロンの当選でもっとひどくなるんだろうなあ。そりゃルペンを当選させるわけにはいかないけどさ