米軍オスプレイは垂直離着陸ができる輸送機で、2012年10月に米海兵隊が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備。米空軍も18年10月に横田基地(東京都福生市など)に配備した。しかし、開発段階から死亡事故などが相次ぎ、「ウィドーメーカー」(未亡人製造機)と呼ばれた。 12年4月と6月にはモロッコや米フロリダ州で相次いで墜落。15年には米ハワイ州で着陸に失敗し、2人が死亡した。国内でも16年12月13日、普天間飛行場所属の米海兵隊機が沖縄県名護市沖に不時着して大破し、2人が負傷した。 防衛省によると、米空軍のCV22オスプレイの重大事故率(10万飛行時間当たりの事故件数)は21年9月末現在6・00だった。一方、基本構造が変わらない米海兵隊のMV22は22年9月末現在2・27。CV22の事故率の高さについて、同省防衛政策局は「特殊作戦用のため、より過酷な環境下で用いられていることが影響している
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