2024年6月14日、東京大学駒場キャンパスで講義した。東京大学農学部のオムニバス講義の一環。90分1コマで、2名の講師が交代で話し、大学1・2年の学生たちに農学について知ってもらうのが目的だ。 東京大学 大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻でVTTフィンランド技術研究センターの五十嵐圭日子(きよひこ)教授は「きのこの酵素で木を利用してSDGsとサーキュラーバイオエコノミーを達成する」について講義した。筆者は「食品ロスと気候変動の関係」について話した。五十嵐先生は、冒頭で、米国元副大統領でノーベル平和賞受賞者のアル・ゴア(Al Gore)氏のレクチャーを2日間受けたこと、気候変動について説明した上で、テレビなどの天気予報で、ただ「暑い」「暑くなる」だけを繰り返すことに立腹していると話していた。 Former U.S. Vice President Al Gore speaks duri