「チェルノブイリは安全管理を欠いた原発事故だったが、福島第1原発は地震ではなく津波による事故だ。」 「私たちが市場、入札で敗れたのは最も高値だったからだ。どうして一番高いかというと、最も安全だからだ。」 「EPR(欧州加圧水型炉)は建屋が二重になっている。二重構造の原理というのは、ボーイング747型機が激突しても原子炉には影響がないんだ。」 フランスの猿孤児大統領の言葉である。 既視感ありあり。 スリーマイル島の事故の時、電力会社や政府の幹部は、 「炉型が違うから、日本ではあり得ない」 「K人みたいなレベルの低い技術者が扱っているから」 などと言っていたが、スリーマイルのそれは加圧水型炉で、福島は沸騰水型炉だった。 で、チェルノブイリの時は、 「あれは黒鉛炉で日本では使われていない」 「ソ連の腐敗した官僚制度による杜撰な管理だった」 と言っていた。 「発達した資本主義」の下で原発の管理は下