JR北海道の維持困難線区について「誰が負担するか」が議論されています。しかしその前に、国家にとって北海道や鉄道が「なぜ必要なのか」という根本的な議論が不可欠ではないでしょうか。 「なぜ」なき議論 「北海道はなぜ必要か?」 JR北海道が単独では維持困難とする「黄8線区」について、線路施設などを自治体が保有する上下分離方式の導入に向けて協議を進める方針を示しています。2026年3月末の留萌本線をもって、より経営の厳しい「赤色」「茶色」5線区が全て廃止となり、次のステップへ議論を進める構えです。 拡大画像 石北本線を走る貨物列車。同線は全区間が「黄色線区」として議論の対象(画像:PIXTA) 沿線自治体からはさっそく困惑の声が上がり、北海道の鈴木直道知事は「上下分離方式ありきではなく」「JRグループ全体での収入」を含めた経営全体の中で幅広く考えなくてはいけないなどと発言しています。 もし資本関係

