葛飾区郷土と天文の博物館(葛飾区白鳥3)で4月26日より、企画展「日本刀の美と技~葛飾の名工たち」が開催される。 同展では、日本刀の製作過程や職人の技術を紹介し、都や区の指定無形文化財を保持する職人6人の作品を展示する。前半は日本刀の歴史や種類について紹介し、後半は区内の職人たちにスポットを当てる。企画を担当した同館学芸員の永越信吾さんは「日本刀の製作には刀鍛冶や砥師、白銀師など多くの職人が携わり、長い年月と多くの工程を必要。その製作過程や職人技を区民に知ってもらいたい」と話す。 日本刀ができるまでのプロセス展示にもこだわる。完成品を並べるのではなく、原材料である玉鋼という石から刀の姿になるまでの詳細が分かるように工夫した。「日本刀の鍛冶は包丁とも異なる独自の工程がいくつもあるが、知る機会はとても少ない。奥深い世界を目にしてほしい」と永越さん。 会期中、講演や実演も予定。刀剣研師による日本
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