ガイドというのは、画面上にはあるけれど選択することもできず、プリントされることもない線のことです。アドビ イラストレーター(Adobe Illustrator)では、パスをガイドとして使うことができます。デザインをするときに印刷される範囲をガイドで示しておけば、それを基準にレイアウトすることができます。[表示]メニューの[スマートガイド]をオンにしておくと、ツールがガイドラインに吸い付くので正確な位置合わせができます。 また、パスを控えとして残しておきたいときにガイドにしておくと、出力されることはありませんがデータの中には残りますので、必要になればいつでも通常のパスとして使うことができます。 [環境設定(ショートカットは[command]+[K]キー(Mac)/[Ctrl]+[K]キー(Win))]の「ガイド・グリッド」でガイドラインの色とスタイル(実線か破線か)を決めることができます。