ロンドン大学 ユニバーシティー・カレッジの薬理学者デービッド・カフーン(David Colquhoun)氏は「大学がホメオパシーについて科学の学位を授けることは、科学ではなくて反科学である」と批判しているし、そのほか、ホメオパシーの有効性について反論する科学者や論文は多い。 確かに、化学薬剤のように明確な作用機序はないし、エビデンスが整っているわけでもない。しかし、あえて今回取り上げたのは、長年にわたって世界で多くの人が用いてきた伝承医療であり代替医療だからだ。
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ホメオパシーという言葉を聞いたことがあるだろうか? これは、200年前にドイツの医師サミュエル・ハーネマンが生涯をかけて確立した医療で、海外では既にかなりポピュラーになっている。 英国の国会では「最も安全な療法」と認められ、インドでは第1医学として用いられている。また、インド、ドイツ、南アフリカ、メキシコなどでは、ホメオパシーを専門として学ぶ大学もある。日本ではやっと近年になって少しずつ認知され始めているが、まだまだこれからという段階だ。 日本の医療の主流である近代西洋医学の常識から考えると、実に不思議な感じがする療法だが、実に興味深く、未来における新しい可能性を感じるものがあるので、2回にわたって紹介することにする。 取材したのは、日本ホメオパシー医学会に所属する小池弘人医師。現在、東京・四谷に開設した小池統合医療クリニックの院長として、幅広い医療方法を用いて体に優しい医療を実践している
2009年1月22日にテレビ朝日のニュース番組で、”がん難民コーディネーター”なるものが (ちなみにこういう国家資格はありません。あくまでも自称。)取り上げられ、期待半分不安半分で見ました。 結果はこれから記すように大変がっかり、いや怒りさえおぼえさせられる内容でした。 自称であろうとなかろうと”がん難民コーディネーター”が本当にがん患者さんのためになるものなら、 これほど歓迎する話はありません。 しかしこの番組や彼を取り上げた雑誌等を見る限り、藤野氏はデタラメを信じさせるような怪しげな医者と結託して、 がん患者により良い治療から目を背けさせているように思えます。 まず藤野氏に問いたい。 (質問1) ホメオパシー治療が本当にがん患者に必要な医療であると考える根拠はなにか? がん患者の延命・症状緩和に効果が認められたという論文は1つでもあるのか? もちろんそれは世界的に評価が
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