asahi.com（朝日新聞社）：名酒蔵元「水は大丈夫か」 国、愛知・設楽ダム調査開始 - 社会名酒蔵元「水は大丈夫か」 国、愛知・設楽ダム調査開始（1/2ページ）2009年1月18日18時29分印刷ソーシャルブックマーク スギやヒノキ木立の中にある関谷醸造の水源地は鉄板で覆われ管理されている。専務の関谷健さんが案内してくれた＝愛知県設楽町 名酒「蓬莱（ほうらい）泉」の仕込み水は大丈夫なのか。愛知県設楽町で設楽ダム建設計画を進める国土交通省が、蔵元の関谷醸造（同町）からこう問いただされ、仕込みに使われているわき水の水脈や水質の調査に乗り出した。「水に影響が出れば死活問題だ」と同社は不安を募らせる。 同社は１８６４年創業。「蓬莱泉」の銘柄で知られ、純米大吟醸「吟（ぎん）」や「空（くう）」は予約でしか入手できない幻の名酒として知られる。 仕込みには、豊川沿いの社有地にわき出る水を昭和３０年代から使ってきた。ミネラル分がほとんどない「超軟水」で、醸造は難しいが飲み口がやわらかく、まろやかな
