いささか旧聞ではあるが、吉原宏太のホーリーホック加入が発表された。 この小柄で俊敏なFWについては語りたい事が多すぎる。いわゆる「すり抜け」ができる瞬間的な速さ。ボールが来る直前に位置取りを変える創意工夫(若い頃、この選手が化ければ大変な点取り屋になると期待したものだった)。負傷などもあってシドニー五輪代表から外れた事(メンバに入ったのは柳沢、高原、平瀬の3人だった)。西野氏との確執、結果的に速さは有効なFWではあるが点取り屋としては完成しなかった事(完了形で語ってはいけないな)。これらを語り始めるとキリがない。 で、今日は話題となった報道年俸も2500万円から500万円(金額は推定)と5分の1に。「経営状況は分かっているし、水戸にとっては1億円の評価をしてくれたと思う」と言う吉原の横で、萩原強化部長は「申し訳ない」と話した。について講釈を垂れたい。 スポーツ新聞におけるこの手の推定年俸が