J1・神戸のFW大久保嘉人(27)は3日、神戸市内の練習場で自身のスタイルを貫くことを宣言した。10月31日の天皇杯3回戦・柏戦の終了間際に相手選手への乱暴行為で一発退場。「(警告を)もらい過ぎるのはダメ」と反省しながらも「(審判との)関係を良くしようとは思わない」と言い切った。 01年のプロ入りから9年連続で退場処分を受けている。審判から“先入観”を持たれても不思議のない状況に「そんな気がしてる」と苦笑い。それでも「これで9年やってる」と闘志満々のプレーに自負をのぞかせ「オレだって海外ではおとなしい方」。スペイン、ドイツでの経験からJの甘さも指摘した。 退場のため8日の名古屋戦(瑞穂)は出場停止。神戸にとって痛いが、三浦監督は「闘志を出すところは好き」とエースの長所に一定の理解を示していた。 【関連記事】 ・ J1神戸・金南一が韓国代表に ・ 神戸喜べぬ16強、大久保一発レッド