【ロンドン共同】サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフで決勝点に絡むハンドが見落とされて敗退したアイルランドが、来夏の本大会に33番目の「特別枠」で出場を要請していることが30日、分かった。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が12月2日の臨時理事会で討議することをヨハネスブルクでの講演で明らかにした。 アイルランドは11月18日のフランスとのプレーオフ第2戦の延長前半に決勝点を奪われ敗退したが、アシストしたアンリが手でボールを止めた場面を審判員が見落としていた。アイルランド協会はFIFAに再試合を求めたが、認められなかった。臨時理事会はこれに関連し、W杯での補助審判員の導入も検討する。 本大会には日本など32チームの出場が決まっており、4日に1次リーグの組み合わせ抽選が行われる。 [ 共同通信 2009年11月30日 22:25 ] 前後の記事 - [サッカーW