東都大学リーグ亜大の新1年生で、広島野村謙二郎監督(47)の長男の野村颯一郎内野手(崇徳3年)が、父の現役時代と同じ背番号「7」を付けてデビューすることが11日、分かった。今春史上最多タイの6季連続優勝を目指す強豪の中で、3月9日のJR東海戦では「1番DH」で先発し、二塁打を含む3打数2安打と活躍。今月に入ってからトヨタ自動車など社会人の強豪相手に5試合出場し、10打数4安打の打率4割と好成績を残している。 182センチの大型内野手として、持ち味の強打に加え、俊足もアピール。生田勉監督(47)の評価も上がり、開幕ベンチ入りはもちろん、開幕スタメンの可能性も高まっている。オープン戦で結果を残した選手には背番号の選択権が与えられ、野村はこの日までに、自らの意思で、父がプロで17年間背負った番号を選んだ。 16日には亜大が総額3億円規模をかけて最新型の人工芝に全面改修した新球場で、明大とオープン