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ブックマーク / number.bunshun.jp (27)

  • 野球の強豪は、吹奏楽の名門も多い!?完全ブラバン目線で見る選抜甲子園。(梅津有希子)

    昨年夏の甲子園も制している大阪桐蔭。野球部の名将が西谷浩一監督だとすると、全国大会常連の吹奏楽部を率いるのは梅田隆司総監督である。 天理(奈良)、大阪桐蔭(大阪)、常総学院(茨城)、愛工大名電(愛知)、春日部共栄(埼玉)、東海大四(北海道)……言わずと知れた甲子園の常連校だが、吹奏楽の世界でも強豪ということをご存じだろうか。 野球の名門で、実は吹奏楽も名門という学校は少なくない。アルプススタンドで彼らが奏でる音色は、まるでステージで吹いているかのような名演揃い。何気なく吹いているように聴こえる応援曲も、注目して聴いてみると、とてつもなくクオリティが高いのだ。 今センバツのブラバン応援の見どころで、筆者のイチオシは天理と大阪桐蔭。 古豪天理と、一大勢力を築いた新興校・大阪桐蔭。どちらも、全日吹奏楽コンクールに出場経験がある名門校だが、伝統を重んじる天理の応援に対し、大阪桐蔭はJ-POPや最

    野球の強豪は、吹奏楽の名門も多い!?完全ブラバン目線で見る選抜甲子園。(梅津有希子)
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    woodsmith 2015/03/20
    天理は変えないことで新しい練習が不要なのと吹奏楽の大会と重なって部が応援にいけない時にOBがヘルプに入っても困らないからとブラバン出身の大学のゼミで一緒になった同級生に聞いたことがある。
  • パ・リーグはなぜ観客が増えたのか?顧客を魅了するイメージ戦略を考える。(葛山智子)

    昨年のパ・リーグにおける千葉ロッテvs.東北楽天のクライマックス・シリーズ。立錐の余地も無いほどの観客がスタンドを埋め尽くした。 さて前回は、「魅せる」重要性について書いた。スポーツでもビジネスでも、顧客に大きなインフルエンスを与え、顧客がロイヤル化していくプロセスを促進するには、その製品・サービスについてどのようなパーセプション(認知)を顧客が持っているかが大きな役割を果たす。つまり、顧客は「どのように」魅せられているか、ということだ。 例えば「ナイキ」。 ナイキのイメージは、先駆者的、エッジの効いている、斬新、先鋭的などがあろう。ナイキは競合商品と明確に差別化したこのようなパーセプションを創り上げ、そして顧客からの支持を得て世界で売上を伸ばしている。 当たり前だが、パーセプションが創られればよいというわけではない。そのパーセプションがビジネス的に価値を生み出さないものであっては意味がな

    パ・リーグはなぜ観客が増えたのか?顧客を魅了するイメージ戦略を考える。(葛山智子)
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    woodsmith 2014/03/06
  • 浅村栄斗、打点王の先に見据える物。叱責が「レオの天才肌」を強くした。(田口元義)

    昨年はチームで2位となる14盗塁を成功させた浅村栄斗。伊原新監督の下で、昨年以上の成績を残すことができるか。 それは、5年目での大爆発だった。 3年目の2011年からレギュラーとして試合には出ていた。しかし'12年までの2年間は打率2割5分そこそこ。塁打も2ケタに到達しないような凡庸な成績だった男が、'13年になると3割1分7厘、27塁打。打点に至っては110を叩きだしてタイトルを掴むほどの、著しい結果を残したのだ。 2013年、西武の浅村栄斗は豊潤な1年を過ごした。 だからこそ、手綱をしっかりと引き締める。春季キャンプに突入した今、彼は自分に言い聞かせるようにその意図を語る。 「『今年も活躍できるかな?』って不安はありますよ。シーズンが開幕するまでは誰だって不安だと思います。しかもライオンズは、今年のドラフト1位の森(友哉)とか毎年、すごい選手がいっぱい入ってくるんで、必死にやらない

    浅村栄斗、打点王の先に見据える物。叱責が「レオの天才肌」を強くした。(田口元義)
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    woodsmith 2014/02/04
  • 複数球団との交渉は可能だが……。新ポスティング制度、“負”の側面。(鷲田康)

    新ポスティング制度の日米合意により、メジャー挑戦に道が開けた楽天・田中将大。入札上限額の2000万ドル(約20億円)は適正な額と言えるのだろうか。 日米間の新しい移籍制度が日時間の12月17日、正式に発効した。 これまで何度も新聞紙上などで報じられているように、新制度では移籍希望を持つ選手を抱える日の球団が、2000万ドル(約20億円)を上限に移籍金の額を設定して、その金額を了承して獲得を希望するメジャー球団が応札。選手は手を挙げた全球団と交渉して移籍先を決めることができるというものだ。 日プロ野球選手会の松原徹事務局長は、次のようなコメントで新制度を評価した。 「選手が複数球団と直接交渉できる制度になったことを嬉しく思う」 近い将来のメジャー移籍を表明している広島・前田健太投手も、新制度にこう歓迎の意を表している。 「(複数球団と交渉できることは)選手にとっていいことだと思う。選手

    複数球団との交渉は可能だが……。新ポスティング制度、“負”の側面。(鷲田康)
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    woodsmith 2013/12/20
  • 「日大ってこんな感じだったっけ」甲子園ボウルに思う、伝統と現代性。(阿部珠樹)

    パスを阻まれる日大の1年生QB高橋遼平。京都市生まれだけに甲子園ボウルには思い入れがあったが仕事をさせてもらえず。関東大学リーグ戦MVPの力を発揮することはできなかった。 今年の甲子園ボウルは日大のQB高橋遼平がどんなプレーをするか楽しみだった。高橋は1年生である。日大といえば、パスオフェンスがお家芸だ。さすがに最近はショットガンフォーメーションを前面に押し立ててパスを投げまくるかつてのようなスタイルはだいぶ影を潜めたが、それでも攻撃の中心がパスであることは間違いない。その伝統のパスオフェンスを1年生QBがどの程度体現してくれるか。 高橋は身長168cmとQBとしては小柄で、肩も突出した強さは持っていない。だが、小さいころからQBをしていたこともあり、正確なコントロールと俊敏な動きで体格のハンデを跳ね返してきた。日大のような伝統校、しかもパスに特徴のある学校が1年生をQBに据えるのは珍しい

    「日大ってこんな感じだったっけ」甲子園ボウルに思う、伝統と現代性。(阿部珠樹)
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    woodsmith 2013/12/20
  • 「至宝」が大器の片鱗を見せた1年目。南野拓実が追いかける柿谷の背中。(佐藤俊)

    清武、柿谷と引き継がれてきた背番号13を背負う、南野拓実。世代別代表にも選ばれ、将来を嘱望される存在である。 セレッソ大阪は、最終節で浦和レッズに逆転勝ちし、4位でシーズンを終えた。 一時は優勝争いを演じたが、後半に失速し、惜しくも優勝は叶わなかった。だが、個々は大きく成長したシーズンだった。柿谷曜一朗が得点王争いを演じ、日本代表のエースに上り詰めた。山口蛍も東アジアカップ以降代表に定着し、今や第3のボランチとして遠藤保仁、長谷部誠の2強の間に割って入りそうな勢いである。その2人に引っ張られるように、今後のブレイクを感じさせる選手が頭角を現してきた。 それが、南野拓実である。 南野はセレッソユース出身で、昨年、高校3年生の時に大宮戦でデビュー。今シーズンは、小暮大器らとともにトップ昇格を果たし、柿谷の背番号13番を引き継いだ。開幕戦の新潟戦では、高卒ルーキーではクラブ史上初となる開幕スタメ

    「至宝」が大器の片鱗を見せた1年目。南野拓実が追いかける柿谷の背中。(佐藤俊)
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    woodsmith 2013/12/12
  • 「シンジ、マドリーに来ないか?」モウリーニョが香川を誘った日。(豊福晋)

    インタビューをしていると、時として思いがけない発言に出くわすことがある。 こちらがまったく予期していなかったことを話し始めたり、想定外の意見がでてきたり……。インタビューというものは話の流れをある程度計算して進めるものだけれど、そういった部分に関しては計算ができない。そして当に面白い話というものは、大体がそんな予期できないところから生まれるものだ。 今回、10月下旬にロンドンでセッティングしたジョゼ・モウリーニョとのインタビューでもそんなことが起きた。 取材も終盤に差し掛かった頃のことだ。モウリーニョはふとある話を始めた。 それは香川真司についてだった。 「実はまだレアル・マドリーの監督だった頃、私はカガワの獲得に動いていた。実際に我々は彼と話をした。ぜひレアル・マドリーに来てほしい。このチームで一緒にプレーしないかと」 モウリーニョが実際に香川と接触していた――。 香川のドルトムントで

    「シンジ、マドリーに来ないか?」モウリーニョが香川を誘った日。(豊福晋)
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    woodsmith 2013/11/14
  • 俺たちのJリーガーをなめんなよ。柿谷曜一朗が“推される”理由。(二宮寿朗)

    尊敬する森島寛晃からの慰留を受け、海外からのオファーを断って「セレッソの8番」を背負うことを選んだ柿谷曜一朗。彼のJリーグへの愛は、日サッカーにとって重要なものであるに違いない。 ザックジャパン新戦力の台頭が、物になりつつある。 9月の親善試合2連戦(6日グアテマラ戦、10日ガーナ戦)のメンバー発表が行なわれ、7月に優勝した「東アジアカップ組」の新顔からは、8月のウルグアイ戦に続いて柿谷曜一朗、工藤壮人、山口螢、青山敏弘、森重真人の5人が選ばれ、今回は齋藤学、大迫勇也の2人が追加された。 23人中の7人、つまりメンバーの3分の1近くになっている現状からも、彼らに対する指揮官の期待度は決して低くないとみる。まだ「お試し期間」であるのかもしれないが、指揮官がこだわってきた従来のメンバーを外してまで呼んでいるのだから今後、序列が変わってくる可能性は十分にあるということだ。 台頭する「東アジア

    俺たちのJリーガーをなめんなよ。柿谷曜一朗が“推される”理由。(二宮寿朗)
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    woodsmith 2013/08/31
  • 先発完投主義は高校野球が原点?米国から届いた問題提起とは。(菊地慶剛)

    スポーツ専門局ESPNの『Outside the Lines』の一場面。T.J.クイン記者が日球界に投げかけた問題は、日米の野球に対する考え方の違いを改めて浮き彫りにした。 米国最大のスポーツ専門局ESPNに『Outside the Lines』という番組がある。この番組は米国内外のあらゆるスポーツの諸問題、諸現象を様々な角度から検証する社会派番組なのだが、今回は“Japan's Pitching Monsters”と題し、日の高校野球を取り上げた。 レポートするのは、私がかつてメッツの番記者時代に親交のあったT.J.クイン氏。2000年のメッツ対カブスの日開幕シリーズの際にも来日している記者だ。今回も日で精力的な取材を行ない、渾身のレポートとなっていた。 レポートで取り上げられたのは済美高校の安楽智大投手。 今年春の選抜大会を5日間で4試合に先発し、1試合当たり平均135球投げた

    先発完投主義は高校野球が原点?米国から届いた問題提起とは。(菊地慶剛)
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    woodsmith 2013/08/02
  • 天理・智弁・郡山が44年ぶりに敗退。奈良・桜井高の「人間力」野球に注目。 (氏原英明)

    奈良大付に4-1で勝利し、応援団に挨拶に行く桜井高の選手たち。甲子園ではどんな戦いぶりを見せてくれるのだろうか。 夏の扉をついにこじ開けた。 第95回全国高校野球選手権記念奈良大会で、県立・桜井高が初優勝を果たし、甲子園初出場を決めた。 春・夏の甲子園に出場したことのないチームが悲願を果たす。 それは全国的に珍しいということではないが、奈良県に限っていうと桜井高の優勝は非常に稀有なことだった。 というのも、奈良県ではこの44年の間、夏の優勝を天理・智弁学園・郡山の3校で分け合ってきたからだ。現加盟の残り40校は、この3校、いわゆる「3強」の前に涙をのんできたという長い歴史があった。 1989年、大会中に1試合19奪三振を記録した大島寛(元西武)を擁する斑鳩(現法隆寺国際)、1991年、三浦大輔(DeNA)を擁した高田商、1994年田中宏和(元近鉄)を擁した桜井商(現奈良情報商)などの好投手

    天理・智弁・郡山が44年ぶりに敗退。奈良・桜井高の「人間力」野球に注目。 (氏原英明)
    woodsmith
    woodsmith 2013/07/30
    典型的な公立脳な記事。 せっかくトーナメント勝ち抜いても野球そのものじゃなくて精神的な話とかそんな話しか出てこない事が残念
  • お待ちかね! 「もつ鍋 わたり」のプロ野球前半戦「激辛総括」2013。(村瀬秀信)

    中野渡氏も訪れた、いわきでのオールスター第3戦。注目の大谷翔平(中央)は8回に同点打を放つなど活躍し、スポンサーから新車をゲット。しかし免許はまだ取得していないという。 2013年夏。 気温が上がったり下がったりで、猛暑なのか冷夏なのかはっきりしない今日この頃。そんなどっちつかずの夏には煮えたぎる鍋を喰らってのナイター観戦が恋しくもなります。 そんな気分になったら、東京・国分寺。北口のうら寂しい路地の一角にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメ。個人的には新しいもつの水炊きが超おススメ。 ここの店主・中野渡進氏は福浦さんのロッテと谷繁さんの中日を応援している元横浜中継ぎ投手。この度、もつ鍋わたりFacebookのダイレクトメールに「当は礼儀正しくて、言葉遣いも違うのに、某記事ではあんな口調で書かれているのは何でですか?」なる牽制がぽつぽつ紛れ始めたので、今回の野次馬ライトスタンド

    お待ちかね! 「もつ鍋 わたり」のプロ野球前半戦「激辛総括」2013。(村瀬秀信)
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    woodsmith 2013/07/30
    もつ鍋屋の前半戦振り返り
  • 交流戦最下位で早くも心が折れた!?DeNAに忍び寄る「またか」の空気。(村瀬秀信)

    6月9日のDeNA×オリックス戦2回裏、三嶋のスクイズで荒波が塁を突いたがアウトの判定に、猛抗議した中畑監督。 9年目を迎えた交流戦が16日をもって終了。福岡ソフトバンクが2年ぶり4回目の優勝を果たしたのと同時に、セ・リーグ各チームには、今年も「やっぱりパ・リーグは強かった」という印象を残して終わった(雨天順延分の試合もまだあるけど)。 今年もまたパ・リーグが79勝60敗4分で、セ・リーグを圧倒した。交流、交流と異文化コミュニケーション的な耳触りのよさに騙されてはいたが、セ・リーグ各球団にとってのパ・リーグ各チームは、もはや毎年5月にやってくる暴力交換留学生みたいな厄介者である。 開幕から節約して節約して、借金を極力せずに慎ましく生活してきたというのに、この暴力留学生が来た途端、白星を出せ出せとむしり取られ、帰った頃には、我が家は借金まみれで火の車。二度と来るなオリックス! と塩を撒きた

    交流戦最下位で早くも心が折れた!?DeNAに忍び寄る「またか」の空気。(村瀬秀信)
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    woodsmith 2013/06/18
  • 小橋に続き田上も引退へ。「方舟新章」の正念場。~プロレスリング・ノアの世代交代~(門馬忠雄)

    プロレスリング・ノアが、“絶対王者”小橋建太の引退試合の翌日5月12日に東京・後楽園ホールで「方舟新章」と銘打って新たな再建への舵を切った。 精神的なバックボーンであった小橋が去り、秋山準以下バーニングの5選手が退団したいま、戦力ダウンが否めないノア。再出発の合言葉は「心に残るプロレス」であるが、その前途は厳しい。 この後楽園ホール大会で田上明社長が、「私事ですが、12月にラストマッチをして、社長業に専念したい」と引退を表明、25年間の選手生活にケジメをつけることになった。 団体設立者の三沢光晴さんが没して4年。実戦面のリーダー、丸藤正道副社長とのツー・トップでノアを維持してきた。温厚な人柄だけでは、組織の再結束は難しい。そろそろ、三沢のグリーン・カラーからの脱却も迫られてくる。下半期に向け、どんな企画を打ち出すのか。これから真の経営手腕が問われる。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事

    小橋に続き田上も引退へ。「方舟新章」の正念場。~プロレスリング・ノアの世代交代~(門馬忠雄)
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    woodsmith 2013/06/13
  • ザックジャパンに必要な次の手とは?柿谷、山口、柴崎らの「残り1年」。(細江克弥)

    ゴールを決めて喜ぶ柿谷曜一朗(中央)と山口螢(右)。5月下旬のA代表選出に洩れた柿谷は「呼ばれなかったということは、まだまだやってこと。またJリーグで頑張ります」とコメント。 オーストラリア戦から一夜明けた5日。5大会連続となるW杯出場決定の報告記者会見で、田圭佑は「個を高められるか」の重要性を語った。そして、自らとチームメートに言い聞かせるようにこう続けた。 「自分が前に出るという気持ちを強く持って集まっているのが代表選手。この1年は短いが、考え方によっては、まだ1年もあるとも考えられる」 前夜のピッチ、帰って来た背番号4の存在感は絶大だった。 サッカーはチームスポーツであるから、たった一人で何かを成し遂げることはできない。しかしこの日の田には、「田がいなければ違う結果になっていた」と思わせるほどの価値があった。CKにつなげるミドルシュート、ショートコーナーの要求、PK奪取のクロス

    ザックジャパンに必要な次の手とは?柿谷、山口、柴崎らの「残り1年」。(細江克弥)
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    woodsmith 2013/06/07
    ここまで待ち望まれる選手になるまで這い上がってきたことが感慨深い
  • 小笠原道大を札幌で見たい――。前田智徳と重なる“生ける伝説”の姿。(中村計)

    空振りの光景まで絵になる小笠原なら……ひと振りに懸ける代打の役割でも十分ファンの大声援を呼べるはずだ。 ものすごい大歓声だった。 5月18日の東京ドームで開催された巨人-西武戦。4回二死満塁の場面で「代打・小笠原」がコールされたときのことだ。 今季初めて打席に立った小笠原は空振り三振に倒れたが、一瞬、確かに球場の空気を変えた。 この存在感――。 広島の「生ける伝説」、前田智徳を彷彿とさせる。 前田もそうだ。ネクストバッターズサークルに前田が佇んでいるだけでファンはそわそわし始め、「代打・前田」のコールでまずはひとしきり喜び合う。打つ打たないは二の次なのだ。 見られるだけでいい。感じられるだけでいい。いや、極端な話、見られなくても見られることを期待できるだけでもいい。そうしてファンは球場へ足を運ぶ。そんな選手が今、他にいるだろうか。 しかし小笠原ならば、前田になれるのではないかと思った。 完

    小笠原道大を札幌で見たい――。前田智徳と重なる“生ける伝説”の姿。(中村計)
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    woodsmith 2013/05/20
    流石に今のガッツと前田を同等に扱うのは無理があるやろ…
  • “天才”柿谷曜一朗を蘇らせる、C大阪・ソアレス監督の非凡な目。(木崎伸也)

    今年、レンタル先の徳島からセレッソに復帰した柿谷曜一朗。選手層の厚さに阻まれ、まだ途中交代での出場が多いが、時おり天才の片鱗を覗かせるプレーを披露する。 6月6日のナビスコカップ第5節、セレッソ大阪対川崎フロンターレ(3対2)を取材に行くと、おもしろい采配に出会った。 セレッソ大阪のセルジオ・ソアレス監督は、0対1とリードされて迎えたハーフタイム、大胆な交代を実行する。ボランチの扇原貴宏を外し、左MFとして先発した丸橋祐介をそのポジションに移したのだ。 丸橋といえば、プロとしては左サイドバックで頭角を現した選手で、多くの人が“左サイドのスペシャリスト”という印象を抱いているだろう。にもかかわらず、ソアレス監督は突然、試合中に丸橋をボランチにまわしたのだ。あえて日本代表でたとえるなら、(利き足は違うが)長友佑都を流れに応じてボランチに置くようなものだろうか。 また、扇原はロンドン五輪代表のボ

    “天才”柿谷曜一朗を蘇らせる、C大阪・ソアレス監督の非凡な目。(木崎伸也)
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    woodsmith 2012/06/19
  • <五輪代表連続インタビュー#7> MF・山口螢 「自分たちはまだまだ甘い」(佐藤俊)

    セレッソ大阪のU-18時代にはFW起用もあったほど、攻撃力も十分備えている山口螢。アジア最終予選の最終戦となるバーレーン戦を前にして「攻撃のバリエーションをもっと増やしていきたい。ボランチとしてはもっと前に行けたらと思います」と語っている。 2月のシリア戦、マレーシア戦にボランチとしてスタメン出場を果たし、大きな存在感を示したのが山口螢である。ロンドンへの切符をつかむための試練となった2試合を振り返るとともに、最終決戦となるバーレーン戦に向けて決意を語ってもらった。 ――2-1で敗れたシリア戦、自分たちのサッカーができなかったのはどういうところに原因があると思う? 「最初からつなぐのをあきらめていたわけじゃなく、つなぐところはつなごうとみんなで話しはしていたんです。でも、いざ試合に入ると、相手が前からプレッシャーをかけてきて、永井君のスピードを生かそうと相手DFの裏に蹴っていたんですけど、

    <五輪代表連続インタビュー#7> MF・山口螢 「自分たちはまだまだ甘い」(佐藤俊)
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    woodsmith 2012/03/12
  • 選手獲得競争が箱根駅伝をダメに!?大学に求める「勧誘条件の平等化」。(生島淳)

    多額のマネーが動くようになった箱根駅伝。シンプルな大学対抗戦というより、大学の営業ツールとしての存在感を年々強めてきている いよいよ箱根駅伝の戦が近づいてきた。早稲田、東洋の2強対決は当に楽しみだが、実は各大学とも他の戦いを繰り広げているのをご存じだろうか。 現在の高校2年生のリクルート、つまり勧誘合戦である。 高校3年生の有力選手の進学先はとっくに決まっており(来年度は有力選手が駒澤大学、明治大学に進学すると見られている)、リクルートの主戦場はすでに2年生に移っている。ある監督の話では、 「12月に動き出したのでは、有力な2年生に関しては『出遅れている』と言っても過言ではありません。現実問題として、高校2年の夏休みが終わったあたりから、勧誘合戦が格化しています」 という状況になっているというのだ。 2009年、東洋大は新しい山の神、柏原竜二の活躍もあって初優勝を遂げたが、その年の入

    選手獲得競争が箱根駅伝をダメに!?大学に求める「勧誘条件の平等化」。(生島淳)
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    woodsmith 2012/01/04
    ほぼすべてNCAAの傘下にあるアメリカのカレッジスポーツみたくしろってことか。
  • 強豪校の前に散った加古川北と桜井。公立校が見せた高校野球の“美しさ”。(氏原英明)

    今年も、叶うことはなかった。 全国に名を馳せる強豪私学の前に、関西のふたつの公立校が敗れた。 8月1日に出場校が決定する大阪を除き、地方大会がすべて終了した。例年のごとく、私学の強豪校がその大勢を占めたが、あと一歩のところまで迫った普通公立校の姿があったことを忘れたくはない。 野球に特化せず、勉強と日常生活を重んじ、甲子園の夢を追う。来あるべき部活動の姿を貫いた彼らの高校野球は、美しかった。 「再試合となるときついですよね。東洋大姫路さんは選手を入れ替えてきた。一度、どんなチームか見られてしまって対策を練られると、言い訳にはしたくないですが、現実、選手層の差が出てしまいます」 憔悴感いっぱいの表情でそう語るのは、兵庫県大会で準優勝に終わった加古川北・福村順一監督である。決勝戦では、幾多の歴史を誇る東洋大姫路を相手に最後までい下がったが、延長15回引き分け再試合の末に0-6で敗退した。

    強豪校の前に散った加古川北と桜井。公立校が見せた高校野球の“美しさ”。(氏原英明)
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    woodsmith 2011/08/01
    高校野球ライターってこういう書き方する人ばっかだよな。
  • 小笠原代表復帰を見つめた播戸竜二。“猛烈な危機感”でC大阪にかける。(佐藤俊)

    2月11日、東アジア選手権の香港戦、播戸竜二は、久しぶりに日本代表の試合に釘づけになった。画面の向こうには、ナイジェリア・ワールドユース準優勝の“戦友”が出場していた。 「満男が出ていたからね。だって、同世代やし、昨年、あれだけ結果を出して、MVPにも選ばれたわけやんか。で、今回、代表入ったんで、岡田さんがどんな感じで起用するんやろ。満男は、どんなプレーするんやろって、すごく気になった」 小笠原の動きをい入るように見ていたが、時間を追うごとにどこか窮屈そうにプレーしているように見えてきた。鹿島にいる時は、もっと自分のやりたいようにプレーし、それが彼の良さを際立たせていた。だが、テレビに映る“30歳の新人”はコンセプトに縛られ、やらないといけないことをやろうと苦心し、来の良さが消えてしまっていた。 播戸が見た代表の小笠原には、怖さが無くなっていた。 「うーん、楽しそうにやれてはいなかった

    小笠原代表復帰を見つめた播戸竜二。“猛烈な危機感”でC大阪にかける。(佐藤俊)
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    woodsmith 2010/03/19
    やっぱり今のウチに必要な選手だなぁ。