<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年02月01日 (金)視点・論点 「絵の価値は?」 画廊経営 小山 登美夫 絵の価値とはいったい何でしょう。今、世界的に絵画ブームで、ニューヨークや北京には新しいギャラリーがどんどんできできています。またサザビーズやクリスティーズのようなオークションハウスが年に何回も分厚いカタログを制作し、作品が落札希望価格を遥かに超えて、何億という価格で落ちていきます。1963年のアンディ・ウォーホールの作品には80億円もの高値がつきました。さらにアジアでは、アジアンコンテンポラリーアートというカテゴリーを作って、香港やニューヨークでオークションが行われます。特に中国のアート作品があっという間に3億、5億とレコードプライスを更新して落札されていきます。そのアーティストたちの成功をみた若い世代も次々にアーティストになり、よく売れていると聞きます