<外務官僚の大突出> 歴代の自民党の宰相は「日本の官僚は優秀だ」といって、彼らの敷いたレールの上を走った。大きな落とし穴に気付かなかったのだろう。敗戦でも戦争責任から逃げ延びた「天皇の官僚」である。彼らは731部隊並みどころか、戦後の新しい秩序の下でも権力を行使した。恐ろしや「天皇の官僚」である。安倍・自公内閣の先導役は、霞が関の外務官僚である。 集団的自衛権の行使は、ワシントンの戦争屋の願望に違いないが、そうしたいという本心からの願望は、日本の極右と外務官僚の方だった。 戦争法実現は、日米双方の右翼ダンスによって表面化、実現したものである。片方だけの求愛ではダンスはうまく踊れない。「外務官僚は、まんまと官邸の大馬鹿右翼を直接にコントロールできる体制を構築することに成功した」といえる。人は条約局マフィアと呼んでいる。愚かな極右政権とワル知恵を働かせる極右外務官僚が支配する日本である。 自民