2009年12月29日07:42 僕が野球を嫌いになったわけ カテゴリスポーツ zarutoro 野球関連のエントリをしたためるたびに、ファンの方から批判をいただいたり中傷されたり粘着されたりしてきたわけですけれども、そろそろハッキリしておいた方がいいかなと思います。 このブログはタイトル通りメディアについて書いているもので、プロ野球あるいは他のスポーツについても基本的に企業広告という視点でしか見ておりません。 中日ドラゴンズの落合監督をひいきしているのは、星野さんの野球利権を締めあげたり、金田さんの私的な団体（先頃追放されましたが）である名球会入りを拒否したり、読売新聞の私的な興行であるWBCを明確に否定したりするなど、球界で最もクリーンな人だから。 それでも頑迷な野球ファンの方には理解していただけないと思うので、僕が野球を嫌いになった理由をつらつらと話して行こうかなと。 初めの疑念は９

2009年11月16日00:53 困っている人たちを助けているという錯覚 カテゴリ国際中田英寿・サニーサイドアップ zarutoro 「ならず者の経済学（Rogue Economics）」を読んでいたら、世界的な売春組織とか中国の偽物工場とか偽薬とか密漁とかの話に交じってU2のボノが批判されていた。 ボノが主張している「アフリカ諸国の現金不足と債務返済不能が経済発展を防いでいる」というのは大きな間違いで、エコノミストに外交官に貧困撲滅運動に従事してきた人たちは強く反対した。 アフリカが受け取った５０００万ドルは軍事クーデターや内戦の資金となり、特にジンバブエは受け取った援助１５億ドルのうち１３億ドルを武器弾薬に使ってしまったという。 ８０年代のエチオピアに飢餓をもたらしたのも内戦で、外国から受け取った１８億ドルの援助のうち１６億ドルが武器へと変わった。 その中にはチャリティーコンサート「ラ

2009年11月01日13:12 藤川ゆり「生活保護の前に働け」 カテゴリ書評 zarutoro 現在発売中のプレジデントで、青森県八戸の藤川ゆり市議が、安易に生活保護を求めようとする若者に苦言。 「市民から毎日のように寄せられる相談にも生活保護を受けたいという若い人の声が多いです。こういう人にはその前にできることがあるでしょって伝えます。生活保護は病気や高齢の方のためにあるもので、働く気があるのにちょっとやる気がないというような人には就業支援を進めますね」（ｐ112） しかし一方で、地方で職業の選択肢が少ないことにも触れ、社会を支えるために若い人が働ける職場が必要との考えを示した。 厚労省がまとめた９月の青森の有効求人倍率は0.29で全国４６位の低さ。 これでは選択肢もないだろう。 関連 求人倍率微増０．３４倍　１年９カ月ぶり改善　東北　河北新報 痛いテレビ : NHKで愛知県終了のお知

2009年10月07日00:06 はめ込め！モーゲージプランナー カテゴリテレビ東京住宅・不動産 zarutoro ガイアの夜明けで住宅ローンの相談を受けるモーゲージプランナーというNPO資格。 住宅ローンの借り換えで、手数料を２％取る。 収入が減少してローンの返済が厳しくなり、モーゲージプランナーに相談にきたお客さん。 なんと無防備に通帳を見せてしまう。 ２９００万円で購入した家を、３０年ローンで返済中。 しかし相続で２０００万円の貯蓄がある。 当然これを繰り上げ返済に回すのかと思いきや、それでは手数料がもらえないプランナー、なんとワンルームマンションへの投資を提案。 退職後も定期収入が得られると、甘い言葉を囁く。 購入を迷っているお客さんを不動産管理会社に連れて行き、家賃保証で止めを推す。 保証料が高かったり、家賃を減額するよう言われたり、定期的に見直しがあったり、保証する会社が無くな