自民党総裁選挙は、国会議員票と党員票の開票の結果、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田前政務調査会長と2位の河野規制改革担当大臣の上位2人による決選投票が行われることになりました。 自民党総裁選挙は、河野規制改革担当大臣、岸田前政務調査会長、高市前総務大臣、野田幹事長代行の4人が立候補し、国会議員1人1票の「国会議員票」382票と、「党員票」382票の、合わせて764票をめぐって選挙戦を展開してきました。 29日は、午後1時から、東京都内のホテルで国会議員の投票が行われ、28日までに党員・党友が郵便などで投票した「党員票」と合わせて開票結果が発表されました。 それによりますと、有効票762票のうち、 ▽岸田氏が国会議員票146票、党員票110票の合わせて256票 ▽河野氏が国会議員票86票、党員票169票の合わせて255票 ▽高市氏が国会議員票114票、党員票74票の合わせ