サウジアラビア政府を批判してきたジャーナリストがトルコにあるサウジアラビア総領事館で殺害されたのではないかという疑惑をめぐり、トルコの捜査チームは、総領事館に続いて、総領事の公邸の捜査に乗り出しました。 トルコの捜査チームは、16日の早朝まで総領事館の内部を調べたのに続き、17日午後、総領事館から200メートルほど離れた総領事の公邸に入り、内部を捜査しています。 総領事は公邸が捜査される前に、突然、トルコを出国しています。 一方、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、16日、事情に詳しい人物の話として、カショギ氏は総領事館を訪れた当日に総領事の執務室で殺害されたと伝えました。 それによりますと、トルコ入りしたサウジアラビアの工作員たちがカショギ氏を殴り、薬品で意識を失わせたあと、総領事に部屋から出るように促し、体を切断したとしています。 そうした経緯は、館内の音声の録音から