北海道大生ら「ブラックバイト」撲滅へ労組 30日に結成 (01/23 16:00、01/23 17:08 更新) 北大構内で受験生らに「札幌学生ユニオン」結成のビラを配るメンバー 労働法規を無視した過酷な働き方を強いる「ブラック企業」とともに、アルバイトでも悪質な雇い主による「ブラックバイト」が問題化する中、北大生らが準備を進めていた学生・若者向けの労働組合「札幌学生ユニオン」が30日、発足する。学生による茶話会などを手始めに、個別事案の解決だけでなく学生のバイト環境全体の改善を目指す。 呼び掛け人の北大文学部4年、下郷(しもごう)沙季さん(23)は昨年9月、バイト先の札幌市内の飲食店で、6時間を超える長時間勤務の際、45分間の休憩を取れるよう店長に相談したところ「ほかの皆はいらないと言っている。来月から来なくていい」などと契約を打ち切られそうになった。 学内でも「塾講師のバイトで授業時間