2014-08-28 世の中には都合の良い真実も、悪い真実もどれだけでもある。 ぼくはこの言葉が好きだ。 この言葉をかけてくれたのは、某大手IT企業の若手社員の方だった。その人は、とても論理的で、何に対しても自分の正解を持っていた。見透かされていそうで、話すのが恐くなるような人だ。 当時ぼくは迷っていた。就職活動中で、自分のやりたいこと(と思えること)をできそうな会社を選んで身を粉にして働くか、自分の時間を多く持つことができる会社を選んで家族との時間や自分の時間を大切にするか。 その人はどちらの選択を推すこともなかった。 「世の中には、都合の良い真実も、悪い真実も探せばどれだけでも見つかる。そのことを知っておかなければいけないし、決断は最終的には自分でするしかない。」 そのときはなんとなく聞き流していたが、以降、なぜかときどきその言葉が頭に浮かび、考えれば考えるほど「本当に正論だ 」と思う