今日(こんにち)をもち、天皇としての務めを終えることになりました。 ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。 即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。 明日(あす)から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。
『絶愛-1989-』そして『アンジェリーク』から『ヒプノシスマイク』まで── 平成の女性向けコンテンツを声優・速水奨と振り返る 日本中がバブル景気に湧いていた平成元年(1989年)。今から30年前のゲーム業界には乙女ゲームやBLゲームといったジャンルがまだ芽吹いていませんでした。 しかし、平成6年(1994年)、『信長の野望』などの歴史もので知られた光栄(現・コーエーテクモゲームス)が、女性向け恋愛シミュレーションゲーム『アンジェリーク』【※】をリリース。 直後に始まるインターネット普及期という時代背景に後押しされるように、女性たちのあいだで『アンジェリーク』はブームとなり、“女性向けゲーム”というジャンルの基礎を築いていったのです。 ※ アンジェリーク……1994年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)からスーパーファミコン用ソフトとして発売された、恋愛シミュレーションゲーム。女王に仕える
アニメ「けものフレンズ」のキャラクター「アライさん」のなりきりアカウントがTwitter上で急増している。その数は4月22日現在既に2000アカウント近くにも上るとも言われており、現在進行形で毎日数百体のアライさんが誕生している計算になる。 アライさんの異常な増殖現象。これは何を原因としているのだろう。なぜ人はアライさんになりたがるのだろうか。本稿では「アライさん現象」の背後にあるひとびとの心について考えてみることにする。 どんなアライさんが増えているのか 一口に「なりきりアカウント」と言っても、その内実は千差万別だ。筆者のような高齢オタクにとっては「なりきり」と言えば「なりきりチャット」をはじめとするロールプレイングが思い浮かぶ。 しかし、現在増殖中のアライさんは、決してアニメに登場する「アライさん」を模しているわけではなさそうだ。というのも、アカウント名からして「原作」のアライさんから
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