タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (7)

  • ノンスタ石田が語る漫才と競技化(1)「M-1の影響でネタ作りが変わった」(中村計)

    その年のM-1が終わると「あの人はどう思ったのだろう」と感想が聞きたくなる人がいる。石田明さんはその代表的な1人だ。 漫才に点数がついて、優劣が決まる。 「漫才で点数を競う」この競技は、2001年に『M-1グランプリ』が始まる前は今ほどメジャーではなかった。 もちろん『M-1』以前から賞レース自体は存在したが、賞を獲ったから売れるというよりは、劇場でウケている芸人に送られる賞という意味合いが強かった。 『M-1』の登場は日の漫才シーンを、漫才のあり方を、芸人の考え方を大きく変えた。 競技化することで漫才はどう変わったか、そして変わらないものは何か。 2008年のM-1王者であり、そして芸能界屈指のお笑いオタクでもある『NON STYLE』石田明さんに話を聞いた。 ――漫才という芸能は来、笑わせさえすればいいものです。なのに、M-1という賞レースになると「キャラ漫才や物まねは評価されにく

    ノンスタ石田が語る漫才と競技化(1)「M-1の影響でネタ作りが変わった」(中村計)
    wsskho_m
    wsskho_m 2020/01/22
  • ポジショナルプレー、これが決定版。グアルディオラに直接聞いてみた。(田邊雅之)

    「ポジショナルプレーという単語を最近よく聞くんですが、あれは一体何物ですか? 記事やを読んでも、今ひとつわからなくて……」 最近、こんな質問を受けることが多い。 たしかに「ポジショナルプレー」というフレーズは、難解に響く。考え方自体は昔から存在していたが、日では使われてこなかったし、「戦術」や「ポジショニング」との違いもわかりにくい。 ポジショナルプレーとは何か。 自分なりに定義すれば、「攻守を問わずにピッチ上で優位性を創りだすために、戦術システムと選手の配置、組み合わせ方を考えた上で、監督が選手たちに実践させるプレーや細かなポジション取り、基的なノウハウの集合体」となる。 さらに補足するなら「監督が自らの理念に基づいて」という前書きや、「これまでの戦術的なアプローチが、さらに進化し、精緻化されたもの」と締めくくってもいい。 もちろんこれはあくまでも総論だし、まだイメージがつかみにく

    ポジショナルプレー、これが決定版。グアルディオラに直接聞いてみた。(田邊雅之)
  • AFCが済州に下した処分を検証する。日韓サッカー騒動史に新たな視点を。(吉崎エイジーニョ)

    6月9日、韓国の『スポーツソウル』紙が第一報を報じた。5月31日のアジアチャンピオンズリーグラウンド16第2レグ、浦和レッズvs.済州ユナイテッド戦での暴行の処分だ。 ・試合中、警告累積でレッドカードを受けたチョ・ヨンヒョンに6カ月の出場資格停止。制裁金2万ドル。 ・試合終了直前に阿部勇樹に暴行したぺク・ドンギュに3カ月の出場資格停止、制裁金1万5000ドル。 ・試合後、槙野智章を追いかけたクォン・ハンジンに2試合の出場資格停止と制裁金1000ドル。 ・済州のクラブ側に制裁金4万ドル。浦和にも制裁金2万ドル。 これまで大きくは議論されてこなかったチョ・ヨンヒョンへの処罰とその重さは意外なものだった。アジアサッカー連盟(AFC)は後半36分にチョがファウルで退場し、なおかつ試合後の乱闘にまで参加したことに対して重い罰を課したとみられる。第一報が載った『スポーツソウル』は「済州は異議申し立てを

    AFCが済州に下した処分を検証する。日韓サッカー騒動史に新たな視点を。(吉崎エイジーニョ)
  • 「人と比較せず自分の中で少し頑張る」イチローが野球少年に送った人生訓。(笹田幸嗣)

    「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」での閉会式にて。参加した少年野球選手たちの中から、きっと“未来のイチロー”も生まれるはず。 イチロー自らが大会長を務める「イチロー杯争奪学童軟式野球」は、2016年末に21回目の大会を迎えた。 未来の野球界を背負う学童たちに、勝つことの喜び、負けることの悔しさ、また、野球というスポーツが持つ様々な要素を体験してもらい、そこから多くを学んで欲しい――。 大会長にはそんな強い思いがある。 だからこそ、閉会式には自らが毎年足を運び、学童の目線に立ちメッセージを贈る。メジャーの世界でも最高峰の立場に上り詰めた実体験から発せられる言葉の重みと説得力は、まごうことなき金言である。 イチローは人の2倍も3倍も努力したわけではない!? 2016年12月23日。 愛知県西春日井郡豊山町で行われた閉会式には、同大会からプロ野球選手となったDeNAの関根大気外野手(21歳)も駆

    「人と比較せず自分の中で少し頑張る」イチローが野球少年に送った人生訓。(笹田幸嗣)
    wsskho_m
    wsskho_m 2017/02/03
  • 「フィギュアスケートに恩返しを」小塚崇彦が語る、新たな出発の決意。(松原孝臣)

    昨春、「氷上を去る」という言葉とともに競技生活に終止符を打ち、トヨタ自動車に入社して10カ月。口にした言葉は、強烈な印象をもたらした。 「これからは、自分の技術を伝えることで、フィギュアスケート界に恩返しをしたいと考えています」 戻ってきた。帰ってきた。思わず、そんな言葉がよぎった。 「いや、戻るというよりも、違う言葉がふさわしいかもしれませんね」 小塚崇彦はそう答えると、入社後の日々、決断に至った経緯を語り始めた。 「一社会人として仕事を覚えることで……」 「今後のためのスキルアップといったら怒られるでしょうけど、一社会人として仕事を覚え、会社でやっていくことで、キャリアがもっと深く掘り下げられるんじゃないかと考えました」 「今まで応援してくれた方々からすれば、引退してもアイスショーで滑ると思う人がいるかもしれない。今後は滑るつもりはないという意思表示をはっきりしなければいけないと思って

    「フィギュアスケートに恩返しを」小塚崇彦が語る、新たな出発の決意。(松原孝臣)
  • 戦術は一体どこまで進化するのか?バイエルンとユーベの「4つの布陣」。(木崎伸也)

    決勝点となった右足ゴールを決めたチアゴ・アルカンタラ。バルセロナ時代からグアルディオラに重用されてきた男の一撃だった。 攻撃という意味でも、守備という意味でも、サッカーの教科書に記録すべき、とてつもなく戦術的にハイレベルなゲームだった。 CL決勝トーナメント1回戦第2レグ、バイエルン対ユベントスは、バイエルンが前半に0-2とリードされながらも、後半28分と後半46分のゴールで同点に追いつき、さらに延長で2点を決め、4-2でベスト8への切符を手に入れた。ペップ最終年、「トリプル」(三冠)の夢はまだ終わらなかった。 この試合においてまず注目すべきは、ユーベのアッレグリ監督が用意した「2つの守備システム」だ。バイエルンがGKノイアーを中心にビルドアップするときは「4-1-3-2」、バイエルンがユーベ陣内に入ってきたときには「5-4-1」になるという可変布陣である。対ペップの守備戦術として、もしか

    戦術は一体どこまで進化するのか?バイエルンとユーベの「4つの布陣」。(木崎伸也)
    wsskho_m
    wsskho_m 2016/03/18
  • 劇的に転がり始めた歴史の歯車。ドルトムント、レアル戦圧勝の裏側。(ミムラユウスケ)

    レアル相手に4得点を決めたレバンドフスキ。試合後には「この試合を勝利で終えても、まだ僕たちは一歩進んだだけだから。4つもゴールを決められたのは、勿論嬉しいけどね。でも、目指しているのは決勝だから」とコメントした。 歴史の転換は、日めくりカレンダーをめくる作業とは似ても似つかない。365枚の同じ重さの紙で作られたカレンダーがめくられるように、淡々と次のステージに進むことなどないのである。 それはむしろ、ダムの決壊に似ている。それまでたまっていたものが、一気に溢れ出すのだ。 だから、衝撃は大きい。一目でわかるくらいに、深く、激しく、新たな歴史の1ページは刻みこまれる。 CL準決勝1stレグのもう1試合、バイエルンがバルセロナを4-0という衝撃的なスコアで下した翌日の4月24日、今度はドルトムントがホームでレアル・マドリーを4-1と蹴散らした。 格上と目されるスペインのチームに、ドイツのチームが

    劇的に転がり始めた歴史の歯車。ドルトムント、レアル戦圧勝の裏側。(ミムラユウスケ)
  • 1