Keio University Hosts the "Experience Japan Exhibition 2021 Online" -More than 2000 participants in attendance - The 710th Mita Public Speaking Event "The Migration of Birds and the Conservation of the Global Environment"
一 数日前本欄(東京朝日新聞の文芸欄)に出た「自己主張の思想としての自然主義」と題する魚住氏の論文は、今日における我々日本の青年の思索(しさく)的生活の半面――閑却(かんきゃく)されている半面を比較的明瞭(めいりょう)に指摘した点において、注意に値(あたい)するものであった。けだし我々がいちがいに自然主義という名の下に呼んできたところの思潮には、最初からしていくたの矛盾(むじゅん)が雑然として混在していたにかかわらず、今日までまだ何らの厳密なる検覈(けんかく)がそれに対して加えられずにいるのである。彼らの両方――いわゆる自然主義者もまたいわゆる非自然主義者も、早くからこの矛盾をある程度までは感知していたにかかわらず、ともにその「自然主義」という名を最初からあまりにオオソライズして考えていたために、この矛盾を根柢まで深く解剖(かいぼう)し、検覈(けんかく)することを、そうしてそれが彼らの確執
1月27日、「サルまん」などで知られる編集家で京都精華大学教授の竹熊健太郎氏と、Jコミ代表取締役社長で漫画家の赤松健氏の対談が都内で行われた。 この対談は、電子出版の時代における漫画編集者のあり方について、Twitterを通じて両氏の間でやりとりが行われたことに端を発している(対談までのいきさつはTogetterでのまとめ、および本対談に同席したコミックナタリー唐木氏によるニュース記事も参照いただきたい)。 両氏はこの日が初対面。日付をまたいで実に7時間にも及んだ対談では、電子書籍時代の漫画編集者像についての意見交換をはじめ、Jコミの現在と未来、さらに大学教授として漫画家志望の学生に指導を行う竹熊氏による業界評、果てには未完に終わった竹熊氏の「サルまん2.0」の裏話にも及ぶ、幅広いものになった。 ITmedia eBook USERでは、両氏の思いが詰まったこの対談内容を本日から5日間連続
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