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ブックマーク / www.ringolab.com (7)

  • アメリカを変えたM世代――SNS・YouTube・政治再編 - 情報考学 Passion For The Future

    アメリカを変えたM世代――SNS・YouTube・政治再編 アメリカで1982年~2003年に生まれた世代をミレニアムの頭文字をとってM世代と呼ぶ。アメリカ史上もっとも人口が多く、もっとも多様な人種が混在する世代であり、彼らは米国の未来に大きな影響力を持ち始めている。政治におけるM世代の影響を中心に、米国のいまを著名な政策コンサルタントと世論調査の専門家が解説する。年長の世代が、今の若者たちも、自分たちが若者だった頃と同じように行動すると思ったら大間違いだから、目を覚ませという警鐘を鳴らす内容にもなっている。 M世代は、楽観的で、性別や人種にこだわらず、グループ志向、コミュニティ志向が強い平和主義者たちだ。そして彼らはデジタルネイティブであり、FacebookやTwitterを使ってネットワーク化が進んでいる。選挙に際しては"ネットルーツ"と呼ばれる政治勢力を形成し、数の多さも背景に有力

  • ニッポンの書評 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ニッポンの書評 「文学賞メッタ斬り」で有名な書評王 豊崎由美氏の書評論。面白かった。 についてコメントする立場の人、必読。「トヨザキ流書評の書き方」も付箋の使い方まで書いてあって実践的。 豊崎氏は「粗筋+評価」だけの書評をプロの芸がない「ガター&スタンプ」として批判してきた。書評界ではそれなりに影響力を持つ意見だったが(私も自戒にしてきた)、ここにきて心境の変化があったようで、方針転換を宣言する。 「つまり極端な話、粗筋と引用だけで成立していて、自分の読解をまったく書かない原稿があったとしても、その内容と方法と文章が見事でありさえすれば立派な書評だと今のわたしは考えているのです。」 そして新ルール。 1 自分の知識や頭の良さをひけらかすために、対象書籍を利用するような「オレ様」書評は品性下劣 2 贈与としての書評は読者の信頼を失うので自殺行為 3 書評は読者に向かって書かれなければなら

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    wssws 2011/06/02
  • 核爆発災害―そのとき何が起こるのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・核爆発災害―そのとき何が起こるのか 原子力発電所の最悪のシナリオを超えて、核爆弾爆発の最悪を研究した。 著者は広島大学原爆放射線医科学研究所助教授を経て札幌医科大学教授となった被爆の専門家。9.11同時多発テロがきっかけで核テロ攻撃に対する被害のシミュレーションや、核爆発被害に対する防災・防護の研究に取り組んでいる。 広島で原爆が投下されたとき、直下にいても生き残って、ちゃんと長生きできた人がいる。ビキニ環礁での核実験を生き延びた住民がいる。被爆した第5福竜丸の乗組員たちのその後の健康状態は?。核爆発による被爆で生死を分けたのは何だったか。そのとき我々はどう行動したらよいのか。核爆発で放射能に汚染された都市はどうなってしまうのか。万が一の核爆発に対するガイドラインが書かれている。 永田町の上空600メートルで20キロトンの核爆弾が爆発すると、直後に直径220メートルの火球が都心上空に出

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    wssws 2011/03/31
  • 新文章讀本 - 情報考学 Passion For The Future

    ・新文章讀 川端康成が大正から昭和初期にかけて書いた文芸時評と文章論をまとめただから「新」とついているけれども古典である。当時川端が高く評価していた「現代」作家の徳田秋声、泉鏡花、葛西善蔵、志賀直哉、横光利一、谷崎潤一郎、佐藤春夫、里見弴らの文章が引用されて、良い文章とはこうあるべきという要点が語られる。 「俗に芸術的文章と実用的文章と二つに区別がありようにいわれるが、これは果たして如何であろうか。結論を先にいえば、私はその差別を認めぬ。先ののべたように、文章とは、感動の発する儘に、自己の思うことを素直に簡潔に解り易くのべたものを良しとする。古来文章の規範として「華を去り実に就く」といわれたのも、このところであろうか。」 「私は芸術的文章の秘密はわからないので、わかりやすい実用文のコツを述べます」なんて言い訳で始まる文章指南書も多いのだが、さすがノーベル文学賞はそんなことはいわないので

  • ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 梅田望夫氏とMIT教育イノベーション局シニアストラテジストの飯吉透氏によるウエブを使った開かれた教育=オープンエデュケーションの可能性に関する論考と対談。教育者が必読なのはもちろんだが、ITビジネスに関心のある人にもおすすめ。 梅田氏のはよく読んできたし、進化論の信奉者なのだが、こので遂に梅田3.0への進化を感じたのが次の一節である。米国で起きたことが日に時間遅れで波及するという原則について語った部分。 ちょっと長く引用すると、 「しかし最近になって思うのは、「経済のゲーム」で牽引される娯楽(エンタテイメント)、メディア、ビジネス、コミュニケーション、生活の利便性向上(ショッピングなど)といった分野おおむねそうだと考えてよいのですが、どうも「知と情報のゲーム」については、これまで抱いていたアメリカ発「時間遅れ」普及仮説が働きにく

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    wssws 2010/10/22
  • 「空気」の研究 - 情報考学 Passion For The Future

    ・「空気」の研究 日人に独特の伝統的発想「空気を読む」、「水を差す」とはどういうことか。近代日社会の情況論理、状況倫理の徹底研究。山七平、昭和52年初版の名著。負け戦を知りつつ戦艦大和を出撃させた軍部の「空気」は、現代社会、ネット社会でもいまだ根強く残っている。 「われわれの社会は、常に、絶対的命題をもつ社会である。「忠君愛国」から「正直ものがバカを見ない世界であれ」に至るまで、常に何らかの命題を絶対化し、その命題を臨在感的に把握し、その"空気"で支配されてきた。そしてそれらの命題たとえば「正義は最後には勝つ」そうならない社会は悪いと、戦前も戦後も信じつづけてきた。そのため、これらの命題まで対立的命題として把握して相対化している世界というものが理解できない。そしてそういう世界は存在しないと信じ切っていた。だがそういう世界が現実に存在するのである。否、それが日以外の大部分の世界なので

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    wssws 2010/06/30
  • 音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか - 情報考学 Passion For The Future

    音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか 認知心理学者、神経科学者であると同時にレコード・プロデューサーとしての異色のキャリアを持つ著者が、音楽を脳はどうとらえているのか、研究成果を一般向けにわかりやすく語る。クラシックだけでなくロックやジャズなどのポップスを研究材料としてしばしば取り上げている。ビートルズやストーンズ、ジミ・ヘンドリクやチャーリー・パーカーが脳にどういう影響を与えるかというなのだ。 音楽の魅力はどこから来るのか?。それは脳にとっての予測可能性と意外性のバランスであると著者は答えている。 「音楽は、期待を体系的に裏切ることによって私たちの感情に語りかけてくる。このような期待への裏切りは、どの領域──ピッチ、音質、音調曲線、リズム、テンポなど──でも構わないが、必ず起こらなければならない。音楽では、整った音の響きでありながら、その整った構成のどこかに何らかの意外性が必要

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    wssws 2010/06/16
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