バイナリパルスニューロンコアは、神経細胞の持つ特性を模したIPコアです。バイナリパルスニューロンコアは、FPGAなどの低コスト実装環境下でのパルス特性実現を目標としています。 従来のニューロンコアは、神経細胞の持つパルス特性をデジタル回路で実現しやすくするために、数理モデルを採用していました。また、アナログ回路での実装も研究的には試みられていますが、コスト面での課題があります。 バイナリパルスニューロンコアは、デジタル回路上で非同期にバイナリパルス発生を行い、パルスの特性を用いた演算を行っており、従来の汎用的な同期演算回路に比べて、ゲート数、演算性能において勝る部分があります。 数理モデルではなく、パルス頻度によるニューロンモデルFPGAなどのデジタル回路上での実装独自のパルス合成回路、パルスシナプス回路による、非同期演算同様の同期回路に比べてゲート数、消費電力が低減SoCなどのCPUのコ