学生から「自殺について哲学者たちがどう考えていたのか分かる本はないですか?」とよく聞かれる。いつも困っていたのだが、ようやく推薦できる本が刊行された。著者のヘクトは科学史研究者であり詩人でもある。本書の前半3分の2で、古代から現代までの西洋の哲学者たちの自殺観をバランス良く紹介し、後半3分の1で自身の考えを述べている。自殺に心惹(ひ)かれながらもその気持ちに負けないことの尊さというものがあると
![自殺の思想史 ジェニファー・マイケル・ヘクト著 哲学者らの「なぜ生き続ける」 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/33c0f9bd8b901c89c3478909cdc1c23c2cf51962/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSKKZO6627767025112022MY5000-2.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D0f9fd194294fff19167022f0e3967813)
人間は「進化の奴隷」ではない このたび、拙著『21世紀の道徳』を上梓した。本書では、倫理や幸福という問題について、哲学と心理学という2つの学問を両輪としながら考察している。この本には、古代ギリシアのプラトンから「最も影響力のある現代の哲学者」とも呼ばれるピーター・シンガーまで、さまざまな時代の哲学者たちが登場する。そして、科学的な心理学の知見によって、哲学者たちの主張が補完されているのだ。 とくに参考にしているのが、人間の心理メカニズムは先史時代の狩猟採集民たちが生きてきた環境に適応するために進化してきたものであると仮定する、「進化心理学」だ。本書では、「わたしたちにはなぜ道徳に関する感情や利他心が備わっているのか」「わたしたちはどのように生きれば幸福を得られるか」という問題について、進化の観点から検討している。 学問としての進化心理学は20世紀の後半に発展した。それから多くの学者や著作家
黒川巧 @kurokawa_t @s_i_s_i_n 前から気になっていたのですが、その爪の色、すごくいい色ですね。岩波文庫の「哲学」の色で心躍ります。なんていう色なんですか?ターコイズでしょうか? 2021-02-28 00:34:15 藤村シシン🏛 @s_i_s_i_n @kurokawa_t 本当だ。完全に岩波文庫の「哲学」だった!!w 色自体は「おそら」というおもしろネームです。シールみたいに剥がせるネイルで、むっちゃ楽なので私でも使えております。馬油子さんに教えてもらった。 「漆黒」とかもあるので黒川さんにもおすすめです。 pic.twitter.com/uuVcwN8KyU 2021-02-28 00:48:33
哲学・思想プラトン『饗宴』 アリストテレス『詩学』 アウグスティヌス『告白』 レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』 マキァベッリ『君主論』 モア『ユートピア』 デカルト『方法序説』 ホッブズ『リヴァイアサン』 パスカル『パンセ』 スピノザ『エチカ』 ルソー『社会契約論』 カント『純粋理性批判』 ヘーゲル『精神現象学』 キルケゴール『死に至る病』 マルクス『資本論』 ニーチェ『道徳の系譜』 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 ソシュール『一般言語学講義』 ヴァレリー『精神の危機』 フロイト『快感原則の彼岸』 シュミット『政治神学』 ブルトン『シュルレアリスム宣言』 ハイデッガー『存在と時間』 ガンジー『ガンジー自伝』 ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』 ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』 アドルノ&ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』 ア
シータ @Perfect_Insider では昼に言った通り、「夏休みのための分野別ブックガイド」を流していこう。ひとまず基本的には入門書、一般書を中心にしていくつもり。ある程度専門的な本は個別に聞いてください。分かる範囲で答えます。 2012-08-18 23:08:58 シータ @Perfect_Insider 【法律】石山文彦『ウォーミングアップ法学』は憲民刑を分かりやすく押さえて法学部の最初で躓いたら読んでおくべき。各々個別には、長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』、内田貴『民法改正』、山口厚『刑法入門』はどれも新書で読みやすい。司法はダニエル・フット『裁判と社会』が常識を壊す良書。 2012-08-18 23:13:36
トップニュースクリスマスの夜に、哲学者、AV監督、現代美術家が2020年の炎上、欲望、社会の変化を振り返るオンラインイベント開催! 株式会社KADOKAWAはオンラインイベント「帰ってきた 「欲望会議」! 2020年、〈人類の移行期〉の欲望論」を2020年12月25日(金)19時~22時に実施。 哲学者の千葉雅也、AV監督の二村ヒトシ、現代美術家の柴田英里が、「欲望」をテーマに、エロ、暴力、心の傷、ゾーニング、炎上、#MeTooなどについて語り尽くし話題を呼んだ書籍『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』。この刊行から丸2年が経ち、鼎談での議論がよりリアルに感じられる世の中になった。今読めば未来の予言に感じられる一冊『欲望会議』。哲学者、AV監督、現代美術家の三人が2020年のクリスマスに再び集まる。 『欲望会議』の検証と、コロナ禍が我々にもたらしたもの、新自由主義とアイデンティティポリティクスの
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