2012年12月15日19:37 カテゴリ所感 投票率向上運動に見る日本的規範意識の弱点 選挙が間近に迫っている。 SNS上では、関連する運動が活発化している。 特に目立つ声を分類すると、3種類ほどあるような気がしている。 1つはもちろん、政党や政策に対する意見である。 無根拠かつ無責任な断言もあれば、慎重な議論を促す契機を作る意見もある。 2つ目は、インターネットを利用した選挙の解禁を叫ぶ声である。 SNSとは全てインターネット上に存在する空間であるため、解禁が世の中にどんな影響を与えるかについて懐疑的な意見は極端に少なく、むしろ解禁すべきことが自明である前提で盛り上がっている。 ちなみに、殆どの政党がインターネット選挙の推進を公約に掲げているが、インターネット上の投票ではなくインターネット上の選挙活動が注目されているようである。 そして、今回の記事で特に取り上げたいのは、3つ目の投票率