心が傷ついたときやひとりになりたいときは、お気に入りの音楽に耳を傾けながら歌詞に浸りたくなるものだ。時には、心にそっと寄り添ってくれる処方箋のような詩に触れてみるのはいかがだろうか。詩は内容を掴みとるのが難しそう…と思われる方もいるかもしれないが、歌詞よりも短い言葉の羅列は、心にダイレクトに響くことも多い。そんな特別な1編との出会いは『そんなとき隣に詩がいます 鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩』(谷川俊太郎・鴻上尚史/大和書房)で得られる。 本書は全12カテゴリーの場面やテーマにマッチする谷川氏の詩がそれぞれセレクトされている。劇作家・鴻上氏が3000以上の詩を読み込み、喜怒哀楽に揺らぐ心を優しく撫でてくれる詩を選び、各カテゴリーごとにエッセーを添えている。本稿では具体的なシチュエーションを提案しながら、フィットする処方詩集をご紹介していきたい。 ■恋愛が思うようにいかなくなったときは… イン
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