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ブックマーク / ddnavi.com (9)

  • 「下級生を不登校にしてまで頑張ってるなんて、すごいね」一丸となって部活を頑張ることが礼賛されにくくなった現代。時代の価値観の最前線は児童書!?《インタビュー》 | ダ・ヴィンチWeb

    トップインタビュー・対談「下級生を不登校にしてまで頑張ってるなんて、すごいね」一丸となって部活を頑張ることが礼賛されにくくなった現代。時代の価値観の最前線は児童書!?《インタビュー》 「下級生を不登校にしてまで頑張ってるなんて、すごいね」一丸となって部活を頑張ることが礼賛されにくくなった現代。時代の価値観の最前線は児童書!?《インタビュー》 『ラベンダーとソプラノ』(額賀澪/岩崎書店) 箱根駅伝を題材に描いた「タスキメシ」シリーズ(小学館)をはじめ、青春小説の書き手として人気の額賀澪さん。昨年刊行された『ラベンダーとソプラノ』(岩崎書店)は、初の児童小説だ。中学の合唱コンクールを題材に描いたデビュー作『ヒトリコ』(小学館)にも通じる、小学校の合唱クラブを題材に描いた理由、児童文学だからこそ書けたこと、など執筆の裏側をうかがった。 (取材・文=立花もも) ――額賀さんはこれまでも、部活を題材

    「下級生を不登校にしてまで頑張ってるなんて、すごいね」一丸となって部活を頑張ることが礼賛されにくくなった現代。時代の価値観の最前線は児童書!?《インタビュー》 | ダ・ヴィンチWeb
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    wuzuki 2023/05/02
  • アフリカ系アメリカ人が強いられてきた抑圧を多層的に描く「当事者の自伝」。”矛盾”から目を逸らしたくない人へ | ダ・ヴィンチWeb

    著者であるキエセ・レイモンの母親は黒人女性政治学者として輝かしいキャリアを築く一方で、女手ひとつで育てている、大切な一人息子の言葉遣いや行いを厳しく正し、ときには殴ったり鞭で打ったりする。 その背景には、白人から攻撃されるような“落ち度”があっては刑務所送りにさせられたり、理由もなく撃たれたりするという身近な危機感があった。つまり、息子を愛しているにもかかわらず、憎き白人の目を憂慮して、息子を守るために殴るのである。とはいえ、黒人の家庭内で暴力が振るわれていること自体も“落ち度”になるから、服を着ていれば隠れるような腹や尻を狙う。黒人母子の物語をザッとさらっただけでも、こんなにも“捻れて”いる。 黒人が受ける差別や抑圧は白人からのものだけではない。黒人が多く住む地区にある大きな屋敷は近所のティーンたちのたまり場になっていて、そこでは“年上”の黒人の“男子”が力を持ち、“年下”あるいは“女性

    アフリカ系アメリカ人が強いられてきた抑圧を多層的に描く「当事者の自伝」。”矛盾”から目を逸らしたくない人へ | ダ・ヴィンチWeb
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    wuzuki 2021/07/12
  • 生理用品の“革命”は、女性の生きづらさをどのように更新したのか【読書日記31冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年5月某日 こんなにも負担を感じていたのか。 誰かの不在で、その存在の大きさを知るように、当たり前のように傍らにあった苦痛の大きさと堆積の厚みに愕然とさせられる。 数年前からお仕事をご一緒させていただいている友人の会社が、経血を吸収するショーツを発売した。はくだけの生理用品、と銘打たれた商品を見てもピンと来ず、最初は不安で外側からナプキンを貼ったり、ショーツを2枚重ねてはいたりしてみたけれど、漏れない。当にナプキンいらずでいいんだと安心して喜びを感じた刹那、今までの苦労や苦痛はなんだったのだろうと、しばし呆然としてしまったのだ。 私自身は、生理痛やPMSがそう重いほうではないと思う。 生理に関して困ったことがあったとすれば、小学5年生で初潮を迎えて月に1度のペースで生理が来ていたにもかかわらず、中学校入学と同時に丸3年もの間、生理が止まってしまったこと。それ以降、2~3カ月に1度

    生理用品の“革命”は、女性の生きづらさをどのように更新したのか【読書日記31冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2020/11/24
    この本、面白そう。技術開発とジェンダーについて絡めて語られたものってこれまであまりなかったかも? 紹介されているショーツも気になる。
  • 「食べちゃいたいくらい可愛い」性と食と暴力をめぐる欲望の根源にあるもの【読書日記32冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年11月某日 好きな人を殺してべたい。 そんな欲望を胸に秘めて生きてきた。 どうしてそう思うのかと聞かれても、わからない。 怖がられたり気味悪がられたりすることは承知している。 しかし、芥川龍之介とて、後にとなる女性にあてて、「ボクは文ちゃんがお菓子なら頭からべてしまひたい位可愛い気がします」と書いていたではないか。あるいは、折口信夫の唯一の女弟子である穂積生萩が、折口の死後に骨をべたエピソードも『執深くあれ』(小学館)に記されている。 殺して、という響きがグロテスクさを帯びたとしても、好きな人をべる(すなわち殺すことにもなる)という行為自体にはどこか甘美さが漂っている気がしてやまない。 * 恋の予感も、いつも「おいしそう」から始まってきた。 べたい、触れたい、交わりたい。 欲を言うなら、境界を溶かしてひとつになりたい。 そんな話をすると、きまって「好きな人をべたらい

    「食べちゃいたいくらい可愛い」性と食と暴力をめぐる欲望の根源にあるもの【読書日記32冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2020/11/24
    子どもの頃に読んだ本を思い出す。幽霊の少年に恋をする少女の物語で、最終巻では「二人は二度と会えないけれど、二度と離れることはない」という展開になる。「一体になること」という意味で食と性は近いのかも。
  • 今いる場所で息苦しくなったら、「呼吸できる場所」を自分で耕せばいい【読書日記28冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年9月某日 ここではないどこかへという気持ちが、日増しに輪郭を色濃くしている。どこかというのがどこなのか、そもそも「どこ」とは「場所」なのかもわからず、酸素を補給する場所を求めて、都内の気になる展覧会をめぐり続けている。 * 止まったら死んでしまう回遊魚のように動き続けるのは、常に変化が求められる「都市の時間」を生きているからだ。 止まったら死ぬ。 変化できなければ死ぬ。 後退しても死ぬ。死ぬ。死ぬ。死ぬ。 都市の時間は「直線の時間」とも言い換えられる。直線の時間は直線であるがために、常に変化を求められた先にある「死」は切り立った崖の先にある。 しかし、私たちが年を重ねて老いていく過程では、私たちは絶対に「後退」する。自分の人生を自分で切り拓いていく強さは眩しいが、思い通りにならなくなった人生を、自分を、老いや死を、肯定できない生に耐えることなどできるだろうか。 * ここではないど

    今いる場所で息苦しくなったら、「呼吸できる場所」を自分で耕せばいい【読書日記28冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2020/09/28
    震災、そして「地方移住」という点でじゅうぶん面白そうな上、だいすきな内田樹先生が帯の文章書いてるということで一気に読みたくなった。
  • 「唐揚げ手抜き論」はどこから来たのか。人類学の視点から読み解く家庭料理【読書日記26冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年8月某日 Twitterをぼんやり眺めていたら「唐揚げ」「手抜き」の文言が流れてきた。元ツイートを遡るほどの気力もないが、「ポテサラ論争」のときみたいに女性を罵るような文脈なのだろうなと思ってうんざりする。ネットの“議論”はうんざりだ。 また、それに対して怒る人にはもっともだとも思いつつ、そんなつまらない輩に構う時間がもったいないのではないかと思ってしまう。でも、そう思える私は、そういう輩から随分と遠いところまで逃げてこられただけなのかもしれない。旦那や上司が「唐揚げポテサラおじさん」だという人や、家事や育児に追われている渦中の人にとっては、ゼロ距離で迫ってくる許せざる敵になっていても不思議ではない。 それにしても、どうして料理が「手抜き」だと責められたり、「このくらいはできて当然」という基準が女性に対して求められたりするのだろう。あるいは、いつから、そんな風潮が出てきたのだろう

    「唐揚げ手抜き論」はどこから来たのか。人類学の視点から読み解く家庭料理【読書日記26冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
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    wuzuki 2020/08/24
    すごく興味深い……! 家庭料理をめぐる言説って、その当時の時勢をそんなふうに反映していて、家族観の変化とそんな関わりがあったとは。広告批評にも通じるものを感じる。「贈与論」との結びつきも面白い。
  • 友人が苦しんでいるとき、何もできなくても「見ているだけでいい」と知った【読書日記2冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2019年5月某日 最近、元気がない。上がったり下がったりを繰り返しながらも軒並み低空飛行で、墜落寸前のメンタルを好きなものをべるという、ささやかな楽しみだけで何とか鼓舞している。もういっそ、一度墜落して身体を解体しきって羽を休めたい。ライターも5年目になるけれど、1つの原稿を書くためだけにカウンセリングを、しかも2回も受けたのは初めてだ。 どうして身体がこんなに動かないのだろうと思ったら、5月だった。そういえば毎年5月は寝たきりになって動けなくなっているというのに、1年後にはすっかり忘れている。30年近くもこの身体を操縦しているにも関わらず、毎年毎年リセットされてしまうようだ。来年はこんなことにならないように、Googleカレンダーの2020年5月1日に「憂」と予定を入れた。 自分のことばかり書いてしまったけれど、私の周りの大事な人たちも何となく元気がない。自分が元気なときならば話を

    友人が苦しんでいるとき、何もできなくても「見ているだけでいい」と知った【読書日記2冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
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    wuzuki 2019/07/02
    6年前、気分が落ち込みがちだったある日、図書館で偶然会った友人に『環状島 トラウマの地政学』を勧められたっけ。この本が良かったのでその後、『傷を愛せるか』も読んだ。私も大好きな本で、時々読み返してる。
  • 「相談の半分がLINEの悩み」アメブロ1位の婚活ブロガー仲人Tさんに“最高の相手”を手に入れる方法を聞いた! | ダ・ヴィンチWeb

    兵庫県高砂市にある「結婚物語。」は、おそらく、いま日でもっとも入会困難な結婚相談所だろう。2018年12月、相談所が運営する公式ブログがSNS上で爆発的な話題となり、わずか4ヶ月という異例のスピードで書籍化に至った。それが『夢を見続けておわる人、妥協を余儀なくされる人、「最高の相手」を手に入れる人。 “私”がプロポーズされない5つの理由』(仲人T/大和出版)だ。著者は、「結婚物語。」の相談員である仲人Tさん。恋愛結婚に悩むアラサー、アラフォー男女をときに叱咤し、激励し、爆笑させ、最後には元気にさせる彼女のブログは、ネットの住民から「日少子化い止める救世主(メシア)」と評されるほど。ダ・ヴィンチニュースは、仲人Tさんに著書のこと、婚活アドバイスのほか、婚活に役立つなどもうかがった。 何歳でも結婚できる! 婚活しているすべての人を元気にするブログ ──「結婚物語。ブログ」は最初、

    「相談の半分がLINEの悩み」アメブロ1位の婚活ブロガー仲人Tさんに“最高の相手”を手に入れる方法を聞いた! | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2019/06/26
    ジャンル問わず、よく本を読む人は魅力的だよね。私の好きなタイプが「高学歴・頭がいい人・教養のある人」だからかもしれないけど(笑)。辻村深月、結婚式がテーマの小説は読んだことある。婚活の小説も気になる。
  • おっぱい好き男子や恋愛に不安な女子に「詩」を! 人生の悩みに効く詩のクスリ | ダ・ヴィンチWeb

    心が傷ついたときやひとりになりたいときは、お気に入りの音楽に耳を傾けながら歌詞に浸りたくなるものだ。時には、心にそっと寄り添ってくれる処方箋のような詩に触れてみるのはいかがだろうか。詩は内容を掴みとるのが難しそう…と思われる方もいるかもしれないが、歌詞よりも短い言葉の羅列は、心にダイレクトに響くことも多い。そんな特別な1編との出会いは『そんなとき隣に詩がいます 鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩』(谷川俊太郎・鴻上尚史/大和書房)で得られる。 書は全12カテゴリーの場面やテーマにマッチする谷川氏の詩がそれぞれセレクトされている。劇作家・鴻上氏が3000以上の詩を読み込み、喜怒哀楽に揺らぐ心を優しく撫でてくれる詩を選び、各カテゴリーごとにエッセーを添えている。稿では具体的なシチュエーションを提案しながら、フィットする処方詩集をご紹介していきたい。 ■恋愛が思うようにいかなくなったときは… イン

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    wuzuki 2018/09/02
    おおおおお、鴻上尚史さんも谷川俊太郎さんも大大大好きな私からしたらなんて贅沢な一冊……!!!
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