求められる姿でいるのは合理的だけど… 大人の価値観に左右されない資源配分は可能? 若さに注目されると焦りを感じる 若い世代が社会課題にアクションを起こしたとき、大人に比べて注目されやすい状況はないでしょうか。社会学者の富永京子さんは、社会運動で重要な「革新性」よりも、運動をする人の「若さ」に価値が置かれがちだと指摘します。学生の頃から社会課題の解決に取り組んできた3人に、「若者と運動」について考えてみてもらいました。 早稲田大学2年・古井茉香(ふるい・まのか)さん…高校1年生のとき、都市部と地方の教育格差の解消を訴える学生団体を立ち上げ。現在は地元・青森県の地域おこしにも注力。 慶応義塾大学2年・章子昱(しょう・こいく)さん…高校で生徒会長を務め、コロナ禍で「全国オンライン学生祭」を開催するなど、メディアに取り上げられた活動多数。現在は若者向けテレビ番組にも出演。 関西大学4年・平井登威(