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ブックマーク / magazine.msz.co.jp (2)

  • サル痘と疾病捜査官。アリ・S・カーン『疾病捜査官』より第四章冒頭ウェブ公開

    WHOが感染症「サル痘」について、7月23日「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたると発表しました。 この感染症について知りたいという方に向けて、2021年7月刊『疾病捜査官』のサル痘に関する記述箇所の一部を公開いたします。 著者のアリ・S・カーン氏は、米国CDCで国内外の感染症アウトブレイク封じ込めに長年従事してきた専門家。 書では、以前ザイール(現・コンゴ民主共和国)や米国ウィスコンシン州で発生したサル痘のアウトブレイクに著者が対応したときの様子が記述されています。 私たち人間は、この惑星が自分たちの所有物であるかのようにふるまっているが、実際に物事を動かしているのは微生物や昆虫だ。感染症は、指揮官がだれなのかを私たちに気づかせるために彼らが用いる手段であり、それにはげっ歯類やコウモリなどの小型動物の力を借りることが多い。実際のところ、新興感染症の70パーセントから80パー

    サル痘と疾病捜査官。アリ・S・カーン『疾病捜査官』より第四章冒頭ウェブ公開
    wuzuki
    wuzuki 2022/07/26
  • 何を優先するか 法制度を決めるのはだれか | WEBみすず

    新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めて早2年が経とうとしており、いまだに予断を許さない状況だ。各国政府は国民の生命を守るための対策を講じているが、一筋縄ではいかない問題がある。強力な感染症対策をとれば経済活動は停滞し、多くの国民の生活は危機にさらされる。一方、経済活動を重視して感染症対策をゆるめれば、多くの国民が病に苦しむことになる。 何を優先するか。身に降りかかる出来事や国内外の報道に触れるなかで、多くの人が大なり小なり考えたことだろう。 現代で大切にされている「自由」も、感染症対策にあってはどうしてもいくらか制限しなくてはならない。しかし、どこまでの制限なら許されるのか。この問いに哲学的に明確な答えを出すことはむずかしいが、どの国の政府も対策をとる際に必ず意識するものがある。それは憲法と法律、そして世論だ。いかに革新的な技術や方法があるとしても、法や世論を無視して強行することは、

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    wuzuki
    wuzuki 2021/12/13
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