不適切な放送について謝罪する東海テレビ放送の浅野碩也社長(右)ら=名古屋市東区の同本社で2011年8月11日、兵藤公治撮影 東海テレビ放送が情報番組「ぴーかんテレビ」で岩手県産米を「汚染されたお米」などと中傷するテロップを流した問題で、同社の浅野碩也(せきや)社長が11日夜、名古屋市の本社で記者会見し、番組の打ち切りを発表した。社長を含む幹部8人の処分も発表。浅野社長は「今後二度とこのような事態を起こさないことが、私の務め」と、改めて陳謝した。 【謝罪する社長】東海テレビ:社長が岩手知事に…テロップ問題 処分は浅野社長の報酬50%カット3カ月、情報制作局長の降格など。 4日放送の「ぴーかんテレビ」で、岩手県産米「ひとめぼれ」のプレゼント当選者として「汚染されたお米 セシウムさん」「怪しいお米」などと書いた仮のテロップを23秒間流した。テロップはCG(コンピューターグラフィックス)制作