やや旧聞となるが、中国科学院ソフトウェア研究所と上海聯彤網絡通訊技術は2014年1月、共同で中国独自のOS「China Operating System」(COS)を開発したと発表した(engadget、GIGAZINE、EE Times、InfoComの記事、slashdot)。 記事によれば、COSは「他国の企業が開発したOSには国家安全保障上の問題がある」「北米に対するソフトウェア依存度を低減する」といった目的のもと開発されたOSのようで、他のOSを参考にしつつも独自に開発されたものだという(ただしLinuxベースとする記事もあり)。HTML5やJavaに対応しており、10万を超えるアプリケーションと互換性を持つ。スマートフォンやタブレット、PCといった幅広い端末で動作するという。 中国発のOSというと、これまで「Aliyun OS」や「Kylin」といったものが取り上げられているが