ソフトバンクモバイルは8日、インターネットに接続し、電子書籍やゲームのデータを入手する米アップル製の多機能情報端末「iPad(アイパッド)」を国内販売すると発表した。携帯電話「iPhone(アイフォーン)」に続きアップルの人気端末の販売を行うことで、顧客のより一層の増加を目指す。 国内の端末価格は1台4万8960円からで、米国での価格(499ドル、約4万5千円)とほぼ同じ。データ通信料の割引プランと組み合わせ、実質的に端末価格を引き下げる。 携帯通信対応のiPadを使うには、電話番号情報などが記録された通信会社の発行するICカード「SIM(シム)カード」が要る。ソフトバンクとアップルは、ソフトバンクのiPad専用SIMしか使えない端末を販売する。 NTTドコモもiPad用のSIMカードを販売する意向を示しているが、交渉状況は不明だ。アイフォーンのように、ソフトバンクと契約しなければ利用で