2016年4月26日のブックマーク (1件)

  • 荻野洋一の『ルーム』評:“感動させる”演出に見る、映画としての倫理の緩み

    今年の米アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞でブリー・ラーソンに主演女優賞をもたらした『ルーム』は、すばらしい演技合戦だけで2時間をもたせてしまう映画だ。誘拐監禁された女性ジョイ(ブリー・ラーソン)は犯行当時まだ高校生だった。ジョイは監禁された納屋で犯人から肉体関係を強要され、赤ん坊を産んだ。映画は子のジャックが5歳の誕生日を迎える朝から始まる。ジャック役のジェイコブ・トレンブレイ君の演技力が母役のブリー・ラーソンに輪をかけて高く、母子の緊迫した演技合戦に引き込まれずにいることは難しい。 演者の演技を最大の魅力とする作にはしかし、短所もある。いや短所というより、映画としての倫理が弱いと言った方がいいかもしれない。どういうことかを少し説明したいと思う。 誘拐監禁された母子の脱出劇というのは、スリラーやホラーなどのジャンル映画にふさわしい奇想である。その点では、日漫画韓国のパク・チャヌク

    荻野洋一の『ルーム』評:“感動させる”演出に見る、映画としての倫理の緩み
    www6
    www6 2016/04/26
    誰も知らないと空気人形をごっちゃにして論じてるのは誰?つい最近も酷い監禁事件が明るみになったばっかりなのに、奇想天外な事件に見えるのなら、その眼を引っこ抜いてゴシゴシこすった方がいいよ。