「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から前回の記事に対するトラックバックをいただきました。ありがとうございます。以下は追記ということで。 在留特別許可はそんなにありがたいか? 何度でも確認しておきたいことは、私たちがナショナリズムや「国益」の論理に乗っかっている限り、外国人の人権が守られることはない、ということです。「いや、ナショナリズムや「国益」の観点からもカルデロン一家の在留は正当化できるんだよ。だって、一家の長女は「日本人」みたいなものだし、父親だって真面目に働いてるし、税金だってちゃんと収めてるじゃん。かれらが日本に住み続けても日本人は損をしない、っていうか、むしろ得してるくらいなんだから、安心して一家を受け入れようよ」という主張は、日本社会に適応できない(しようとしない)外国人には権利を認めない排外主義と表裏一体です。 実際、カルデロン一家が法廷闘争を通じて主張してきたのは、「子どもの権