かつて島根県松江市内のそば店の名物メニューだった「柔らかいうどん」を、同市西茶町のカレー店印度亜(インドア)の内田智巳店長(49)が再現した。簡単に箸で切れるほど麺にコシがなかったが、喉越しは格別という懐かしの味。試行錯誤を重ねて出来上がり、往年の味を知る人たちを喜ばせている。 うどんを提供していたのは、同市殿町にあった老舗そば店「平田屋」。老夫婦が営んでいたが、15年ほど前に閉店した。元常連客によると、本業のそばより安価なうどんが人気で、近くの県立松江北高校の生徒らが注文していた。 最大の特徴はフニャフニャの麺。高校時代に通った内田さんも「衝撃的な柔らかさだった」。ただ、ツルツルした食感に加え、麺に甘めのだしが絶妙に絡み、2杯以上食べる高校生も少なくなかったという。 柔らかなうどんの再現を決意したのは昨年9月。カレー店常連客との会話で「もう一度食べたいよね」と盛り上がり、隣接する小
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