サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で準優勝した日本代表のメンバーが7日夕、決勝の舞台となったバンクーバーから成田空港に帰国した。花束を手にした選手らが到着ロビーに姿を見せると、ファン約500人が大きな歓声と拍手で出迎えた。 直後の会見で、佐々木則夫監督は「前回覇者とはいえ、世界を取るのが難しいと分かっている中、選手たちは粘り強く頑張ってくれた。(決勝の)試合終了の笛が鳴った時、悔しさ以上にすがすがしさを感じた」と約1カ月に及んだ戦いを振り返った。宮間あや主将は「目標に一歩届かなかった。一番欲しかったW杯を手にできなかった」と、大会2連覇を逃した悔しさを口にしつつ、「仲間を信じる力を強く感じた大会だった」と総括した。 女子日本代表は8月、中国・武漢で開かれる東アジア杯に男子代表とともに出場。年明けには、次なる世界舞台・リオデジャネイロ五輪の最終予選が予定されている。佐々木監督は「