全体の死亡者数は変わらず 国連は5月6日、ガザ地区で死亡したパレスチナ人のうち、69%が女性と子供だったと発表。しかし2日後の8日には、女性と子供の割合が52%だったと下方修正した。 国連は、イスラエル軍により殺害された死亡者数に関し、ガザ地区の保健当局の数字に依存しており、現在すでに3万5000人以上が犠牲になっているが、この全体の死亡者数に変わりはないと認識しているという。 ただ女性と子供の割合の下方修正については、「情報が不完全だったため、今回の改正に至った」と発表している。 イスラエルの外相は、この下方修正を受け、「国連が、テロ組織からの偽データに依存している」と非難したそうだ。 ガザ保健当局の数値を採用 ガザ地区での死亡者数については、「ハマス」が運営するメディア局(GMO)と、ガザ地区の保健当局により、それぞれ別々に発表しているという。 国連は、死亡者について、以前はGMOの数