爆弾 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。 たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。 直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。 「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。 警察は爆発を止めることができるのか。 爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。 どうも、らきむぼんです。 今日は直木賞候補作品でもある、呉勝浩『爆弾』をレビューします。 また、You Tubeにて紹介も行っています。 声での説明で大丈夫な方は動画でも同じ内容を話しています。 www.youtube.com www.youtube.com ネタバレなしでレビューしていますが、序盤の展開と登場人物について、少々具体的な詳しい説明をしています。一切のノイズなし