ひそかに苦労 からかわれも 辞書に掲載 「認められた!?」 言葉との出あい 辞書のおもしろさ ①、②、③…… みなさんはこれをどう読みますか。マルイチ、マルニ、マルサンでしょ――そう拍子抜けしたでしょうか。それが、当たり前ではない土地があるのです。 それは山形。山形県では①を「イチマル」と数字を先に読みます。(1)はイチカッコ。四角で囲めばイチシカク。孤高をつらぬくその姿に、スポットライトがあたる驚きの出来事がありました。(朝日新聞校閲センター・青山絵美) 「山形だけだったなんて」の衝撃 「えええ、イチマルって山形だげだん!? うそだべ……」 山形県最上地域出身の女性(21)は、中学生の時に先生から他県ではマルイチというと聞いたときの衝撃を忘れられないと言います。 別の20代女性は「①って書くとき、絶対1から書くから、イチマルが正解だよの」。 60代男性も「物心ついてからずっとイチマル。逆
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