東芝は5月20日、登録した「ご主人」を探し出して常に付いていくロボット「ApriAttenda(愛称:アテンダ君)」を開発したと発表した。画像認識機能を強化し、洋服の柄などからその人を見分ける。高齢者の生活支援などができるロボットとして、5〜6年後の製品化を目指す。 ApriAttendaの大きさは外径が約45cm、高さが約90cm、重さは約30kg。足元に装着した台車で移動する。東芝が開発した画像処理アルゴリズムによって、背景と人物をリアルタイムに見分けることができる。また、視覚センサーで人との距離を計測し、人の移動スピードに合わせて一定の距離を保ちながら後についていく。超音波センサーを搭載しているため、障害物を検知することも可能だ。 また、360度のいずれの方向から話しかけられた場合でも話者の方向と話の内容を認識し、話しかけられた方向に振り向いて返事をするロボット「ApriAlpha_