自分の無線LANルーターを他のユーザーに開放し,草の根的に公衆無線LANインフラを構築しようというプロジェクト「FON」が日本でも正式に始まった(関連記事1,関連記事2)。FONは既にスペインやドイツ,韓国などで多くのユーザーを獲得しているという。FONの日本法人フォン・ジャパンの藤本潤一CEO(最高責任経営者)に,海外での状況や日本での取り組みについて話を聞いた。(聞き手は武部 健一=ITpro) -- FONの海外での状況を教えて欲しい。 現在,利用ユーザーは18万人を超え,144カ国にいる。FONの法人があるのはスペインやドイツ,フランス,韓国,香港など。日本でのサービス開始は遅い方だ。 12月6日には台湾でもスタートし,急激にユーザーを増やしている。台湾は(無線LANを使う)Skypeユーザーが非常に多いため,リテラシー的にも文化的にもFONがいち早く受け入れられたようだ。今後はイ
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