概要 LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)とは、インターネットなどのIPネットワークを通じてディレクトリサービスにアクセスするためのプロトコル(通信規約)の一つ。ネットワーク上の利用者やサービス、周辺機器などの情報を一元的に管理することができる。 ディレクトリサービスとは、ネットワーク上のコンピュータの利用者やプリンタなどの周辺機器、共有フォルダなどのサーバ上のサービス、その他何らかの資源に関する情報をサーバ上のデータベースで一元管理する仕組みである。利用者アカウントをディレクトリに登録し、複数のコンピュータで横断的に利用するといったことができる。 LDAPは利用者がクライアントソフトを用いてディレクトリサーバに接続し、その管理する情報を利用するための通信手順やデータ形式を定めている。ITU-T勧告のX.500標準の一部を抜き出して簡略化し