これまでアーティストが新譜プロモーションの場として重要視されてきた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)、『MUSIC JAPAN』(NHK総合)。日曜の24時台に放送されていた『MJ』がこの春で終了し、ライブ形式で複数のアーティストが“新曲”を歌うことができるレギュラー音楽番組は『Mステ』、さらにフジテレビ系で『水曜歌謡祭』をリニューアルし放送中の『Love music』のみとなった。しかし、各番組ともに1回に出演できるのは多くてもせいぜい5組程度。『NHK歌謡コンサート』(火曜20時~)は『うたコン』(火曜19時30分~)として再出発し、J-POPの歌手の出演も増えたものの、やはり演歌・歌謡曲歌手メイン。特に新人アーティストにおいては、音楽番組での新譜プロモーションが難しくなっている状況なのだ。 【意識調査】『音楽番組』の影響力はまだ高い?視聴者の本音 ◆情報番組などに活路見出す